若者のビール離れが叫ばれて久しい昨今。確かに子どもの頃は「こんなもん何がうまいんだ?」と疑問を抱いていたくらいですしおすし、現在は断酒をしているので大人になったところで飲酒ファッショに与するつもりはないのですが、いつのまにかあの苦みを求めてしまうほど虜になっております。そんなに苦いのが好きならブーストしてまえ、ということで考えついたのが(ノンアルコール)ビールの青汁割りです。
もともとビールが飲めるようになったのは、ビールのトマト割りであるレッドアイで慣れたからってのもあります。レッドアイにはトマトベースの野菜ジュースを使うこともあったので、「じゃあ、トマトの入ってない純粋な野菜汁も合うんではないか?」と思い至ったのです。
作り方も何もないんですが、グラスに半分そそいだビールに、青汁をぶち込むだけです。青汁にはやや甘みがついているものもあるので、さっぱりしたい人は塩やレモンを加えると良いかもしれません。余談ですが、緑茶味の付いた青汁はガチなケール100%青汁に比べるとジュースみたいな食物繊維量なのでオススメしません。
はい、出来上がり。レッド・アイに対して、グリーン・アイなんていうのはいかがでしょうか。苦みが増してグイグイいけちゃいますが、その苦みがキツいと感じる方は、フィリップ・マーロウの超ドライ・マティーニばりにトマトを眺めながら飲むと良いかもしれません。
ケール100%青汁が苦手な方は、晩酌でビールに入れると食物繊維もとれて一石二鳥。ただ、おなかが下しやすくなるので、泥酔して寝てしまう人はおもらしの危険性も高まります。