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こないだ、軽い旅装備のエントリを書いたばかりですが、そのうちジャケットについていろいろ調べていたら、やはりウインドシャツと呼ばれるやや撥水性があるジャケットよりも、ちゃんとしたレインウエアじゃなければ雨はしのげないということで、なるべくコンパクトで軽く、それでいてフードとポケットが付いたものを探していました。すると、初夏に自主回収で販売中止になっていたモンベルのバーサライトジャケットが9月から復活しているではありませんか。
商品の概要はリンク先に飛んでいただければ一目瞭然ですが、ジャケットでわずか168gと綿Tシャツより軽い独自の防水透湿素材を使用したレインウエアです。かなり薄く作られていて、特に写真のホワイトなどは透け感が半端ないですが、うまく着こなせば下に着ている洋服の柄を見せることもできます。フジロックなんかでも、ビニール合羽を透明のコートみたいに着ている人が結局カッコ良かったりするんですよね。

ただし、パンツはブラック一択なのでご注意を。ぼくは最近登山用品を黒で統一しているので、おそらくブラックを買ってしまうと思います。メーカーも耐久性はやや低いと注意喚起していますが、アウトドア界のユニクロ・モンベルなのでお値段も安め(ただし値引きはない)ですし、何せ求めている機能(小型、軽量、防水、防風、防寒、フード・ポケット付き)がすべて詰まっているので明日にでも買いに行こうと企んでいます。

一時はより高機能ながら、やや重量が増してしまうトレントフライヤージャケットを買おうと覚悟していたんですが、待って良かったです。なんせトレントフライヤーはカラーリングが好きではなかったので。

【追記】
その後、御徒町にて上下セットで購入しました。

モンベルのレインウエアは、レイヤード用に着込むためか、中高年の肥満体型にあわせているのか、伝統的にやや大きめに作られている傾向があるので、おそるおそる試着してみました。すると店員さんいわく「トレランや自転車用に、モンベルにしてはスリムに作られている」とのことで、確かにMサイズでも違和感がなさげ。

旅用ジャケットとして使うなら、本当はSサイズの方がさらにフィットするし、着丈もジャストな塩梅ですが、あくまで防風・防寒用で、さすがに旅先にはレインパンツまでは持って行かないと思うので、軽い雨ならジャケットだけでしのげる大きさは欲しいところ。あと、個人的に海外ではジャケットの下にななめがけしたデジカメを隠して、人目に触れないよう&雨に濡れないようにするので、やや余裕があった方が良い。

というわけで、上下ともにMサイズを買って、早速雨に降られた甲斐駒ヶ岳で着てみました。NEX-5N+SEL18200を懐に隠して羽織るくらいの余裕はありますが、その一方でぼくの体型(170cm、60kg)ではMサイズでもやや大きいですね。強風の山頂付近でけっこうバタつきました。せめてパンツはSサイズでもよかったのではないかと思います。

ちなみに選んだカラーは、上が濃いグレーで、下がブラック(ブラックしかない)。収納サイズは相当コンパクトで、あれは何に例えれば良いのでしょう。250mlの缶ジュースくらいかしら。あれより軽いので缶ジュースに例えるのが不適切な印象ですが。

基本的な性能は問題なし。心配なのは生地が薄いので、岩や枝に引っかけて破れてしまわないかという点くらいですね。そういった意味でも(自分が下に着たい服を着た状態で)ジャストフィットするサイズを見極めたいところです。

関連リンク
バーサライトジャケット|モンベル