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2日目の仙丈ヶ岳に続いて、最終日の3日目は甲斐駒ヶ岳に登りますよ。今日も1000m超の登りが待ち受けているわけですが、テント場にもろもろデポして軽い荷物でアタックできるのが楽ちん。
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ただ、朝からずっと雨。バーサライトジャケット初装備。
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雨の中、特に写真を撮るでもなく双児山。
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祝日にもかかわらず登山客もまばらで、風も強くなってくる。
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戸川方面というか、仙流荘、伊那市方面はやや晴れているのだれけど。
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ほどなくして駒津峰に到着。じょじょに団体客など増えてくる。
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いったんガッと下って、再び靄の中におそろしげな岩肌が迫って来る。
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風も強いので直登ルートは避けて、摩利支天経由の巻き道を行く。
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下山する客に「もうひと息」と騙される。
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頂上付近の地層が入れ歯みたいで面白い。
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そんなわけで雨はやんだけど強風の中、甲斐駒ヶ岳2967mに登頂。
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直登ルートからやってくるツワモノたち。
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いや、無理だわー。寒すぎるのでダウン装着。
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団体さんは登ってすぐ下山ぽかったけど、粘ってたら天気が快復してくる。
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徐々に昨日登った仙丈ヶ岳もチラ見え。
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さて、ゲット下山。
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こんなところを登って来ました。
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仙丈ヶ岳のカールも完全にキャッチ。
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駒津峰でおばちゃんに梨とリンゴをもらう。フルサイズの出刃包丁すげえ。
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あちらが本日登った甲斐駒ヶ岳。日焼け防止にはバラクラバが最終回答。あやしいけど。
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下りは仙水峠ルートより。急な下りで登って来なくて良かったと胸をなでおろす。
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アーガイルな地層。
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礫砂漠みたいな歩きにくい仙水峠を経てガンガン下りる。
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川沿いに出ればほどなくテント場。
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もう誰もいない。
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さて、帰るか。16時のバスに乗るつもりが、15時の臨時便に乗れる。
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仙流荘で鹿肉のソースカツ丼をいただく。お風呂もいただく。

以上な3日間でございました。朝は天気が悪くて「これ、登る意味あんのかな」と自問自答いたしましたが、どうにか途中で快復してくれたので本当に良かったです。
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ログ。所要時間は休憩も含めて8時間40分。高低差は1002mでした。山頂で随分天気が良くなるのを待っていたので、もっと短めのタイムでも往復可能でしょう。ただ、もう仙水峠コースは使いたくないです。登りも下りもキツい。

でも、テント泊の登山をやってみたいという方にとって、テント場に荷物を置いて行ける駒仙登山は、入門編としてとっても良いと思いました。ある意味、山小屋を使った縦走より楽とも言えますしね。

そういえば、今回はパタゴニアのキャプリーン2(だったけかな?ちょっと厚手。トップ写真で着てるもの)と、モンベルのバーサライトジャケット&パンツという新しいアイテムを投入しました。いわゆる素肌に着るシャツは、真夏〜真冬でも「襟あり・ジッパー付き」で落ち着きそうです。襟があった方が、カメラのストラップなどが首で擦れて肌が荒れるのを防げるのと、日焼け止め・風よけに役立つからです。

肝心のバーサライトジャケットは、引っかけたりすると破れる可能性があるのでちょっと気を使うものの、軽いし、防水効果は十分だしで、良い買い物だった模様。がしかし、ややタイトに作られているとはいえ、けっこう風で膨らんだりしていたので、もうワンサイズ小さくても良かったかなと思わなくもありません。

おしまい。