SIMフリーiPhone4やiPadをお持ちの方には、もはやお馴染みのSIMカッター。通常のSIMをmicroSIMにクロップするアイテムなわけですが、最近ではドコモもminiUIM(microSIMと同等品)を用意しているので、必ずしもSIMカッターが必要というわけではありませんが、ケータイやスマホがSIMフリー化していくなかで、MVNOのSIMや海外渡航先の現地SIMでフルサイズしか手に入らなかった時には、やはりDIYするハメになります。
今回カットしたかったのはDTIワンコインSIM。
実はAPモードを備えるガラケーに入れるとモバイルルーターになるんです。
先日買ったF-04DがminiUIM仕様だったので、それにあわせてカットしたく。
つまり、F-04DとカットしたmicroSIMを持ち歩けば荷物が減らせる!
もともとDTI SIMを使っていたb-mobile WiFiには付属のSIMアダプターで対応。
北アルプス登山では、思いのほか圏内だったドコモSIM。しかしこのBM-MF30。ザックの中に放り込んでおくと、勝手に電源が入ってることが多々あるんですよね。単純に荷物も増えるし、「じゃあ、必要な時だけF-04Dをルーターにすればいいんじゃない?」と思いついたのが、今回のSIMカッター購入動機なんですが…。
なぜか(F-06Bでは問題なく通信できていたのに)、F-04DにDTI SIMを突っ込んでもAPN設定しても、通信できない。なぜだ?と思って、念のためF-06BにカットしたDTI SIMを入れ直したら、SIMが詰まりました(笑)。あわや、取り出せないかも!と思ったんですが、なんとかカッターやペンチなどで救出。F-06B付属のSIM用トレイは途中から千切れたまま、本体に呑み込まれましたがね。
F-04DみたいにSIM単体を出し入れするスロットなら問題ないんですが、F-06Bみたいなトレイに載せて突っ込むスロットは、カットしたmicroSIM→SIMアダプター→トレイという入れ子状態でスロットに入れるので、どこかに引っかかって取り出せなくなるリスクが圧倒的に高まります。一度水没しているので、もう白ロムとしても市場価値のない端末だったから良かったものの、買ったばかりの端末だと考えたらぞっとします。みなさんもご注意ください。
そんなわけで、今のところF-04Dで使えていないので、「行って来い」な状態のSIMカッター導入でしたが、しかしこれ、海外旅行に持っていくにしてもデカくて重すぎますわな。素直にカッターと定規だけで工夫した方が良いかも。