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2日目は、燕山荘から槍を見ながら表銀座ルートを進み、大天井岳を迂回し西岳まで向かいます。天気はあいにくの曇り空。結局、今回の縦走では初日と最終日、つまり尾根まで上がる日と、尾根から下る日が快晴だったというオチでしたが、実際森林限界を超えた世界の曇天も、荒野感たっぷりでそれもまた味わいがあります。あまりに天気が良すぎると日焼けしますしねオホホ。
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夜明け前。
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富士山も遠くに見えます。富士山は登る山じゃなくて見る山。
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厳しい寒さの中で荘厳な槍。
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八ヶ岳をバックにミニくまちゃん。さすがに半袖は寒そう。
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雲が多かったので日の出なしよ。
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山小屋で朝食を頼むと日の出タイムに束縛されるので自炊推奨。
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では、槍ヶ岳を見ながら、今回のメインイベントを堪能しましょう。
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蛙岩的なポイント。「げえろ」って読むみたいです。
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それにしても肌寒い。
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尾根だから平坦かなと思いきや、ガクッと多くダリしたり。
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見知らぬトレッカーと、たまたまサンバルカン的な色合いに。
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裏手(東側)にまわると急に紅葉がビビッドになります。
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※クリックで拡大。
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大天井岳・常念岳方面に向かうトレッカーたち。さようなら。
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振り返ると遠くに燕山荘。そろそろこの辺でお別れです。
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なんかリュックサックが丸いのでリンゴ型肥満に見えるシルエット。
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槍が近づいて来ました。しかし初日の本来の目的地・大天井ヒュッテは遠いな。
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ちょっと断崖が続きます。
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大天井ヒュッテでカップヌードル(お湯付き400円)。
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イエロー。
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トップ写真の裏側。穂高連峰も見えてきました。
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真正面まで槍ヶ岳が迫ってきました。
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こぢんまりした要予約の西岳ヒュッテに到着。天気がちょっと崩れる。
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寒空のなか、ヒュッテから往復30分の西岳に登頂。すぐ退散。
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おそろしいのは、明日ガツンと下って、あの尾根を槍ヶ岳まで登らねばなりません。
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あらゆる好みに対応可能な秘密兵器。ミニサイズはスープが飲み干せるのでオススメ。
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槍を見ながら優雅に晩飯のつもりが、小雪は舞うわガスるわ。ラーメンの湯気みたい。

以上です。この日は高低差230mほどしかなく、11kmの楽ちん散歩を楽しんだようなかっこうです。移動時間も休憩を含めながらゆっくり約7時間と無理がありませんでした。問題は明日ですね。どんどん天気が崩れてきているのです。あと、あまりに楽すぎたせいか夜寝付きが悪かったのもよろしくなかったですね。

ちなみにこの日の山小屋の西岳ヒュッテの雰囲気は、ぼくは好きです。小さくて狭いんだけど、なんだか暖かい。

つづく