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出る出ると言われ続けてはや数年、ようやくAmazon.co.jpからKindleとストアが発表されました。紙の本から比べるとそんなに安くはない印象ですが、自炊の手間暇や本を買うために要するコストを考えると、こんなものなのかしら。とりあえず国内でドコモの3G回線が使い放題になるPaperwhite 3Gを注文。本当はKindle Keyboardみたいに全世界で3G回線が使い放題になる機種があれば良かったんですけどね。
搭載されたブラウザでやれることは限られているとは思いますが、電子書籍端末以上に期待しているのが、Paperwhite 3Gのアウトドアでのポテンシャルの高さです。最大8週間のバッテリー持ちに、軽さ222g、もっとも通信エリアが広いドコモが使い放題…と1週間弱の山行で電子機器を減らしたい向きには最高のスペックな気がします。もっとも、iPad miniとかも一緒に持ちあるいちゃんうんでしょうけど。

例えばポメラで書いたテキストデータを、どうにかKindleに送り込むことができたら(USB経由?)、メール文面にベタ貼りであれば原稿を送れるかもしれません。ポメラ+Kindle Paperwhite 3Gの組み合わせなんて、なんか一周まわって低消費電力のモノクロガジェットに戻ってきた感じがして素敵ですね。実現不可能っぽいですが。

中には脱獄して、Kindleでテザリングするなんてツワモノが出てくるかもしれません。いずれにせよ、1万2980円のおもちゃとしてはかなり良さげです。

【追記】
本日11月19日に届いたのがですが、3G回線で接続できるのはどうやらAmazonとWikipediaだけの模様。その他のサイトへはWi-Fi接続となるようです。これはKindle touch以降のアメリカ本国と同じ仕様とはいえ…Kindle販売サイトにそんなこと明記してたっけかなあ、と思いつつ誰かがハックしてどこでも接続できるようにならないかしらね…。