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今日は取材の合間に家電量販店に立ち寄り、ようやくiPad miniとご対面しました。LTEモデル狙いなので展示機を少し触っただけなのですが、気になっていた「手に持った時の感じ」と「画面の精細さ」をチェックすることができました。
薄さや軽さは、普段「かつて新しいことで知られていたiPad(the 3rd)」を使っているので、驚愕すべきものなのですが、ネットでさんざん事前情報を得ていたので、「ま、こんなもんか」程度。

やはりDVDパッケージサイズは絶対的な面積のデカさがありまして、こんな記事が好評を得ていますが、素直にiPhoneリプレースとはいかなさげ。やや混雑した電車でも手のひら上、かつ片手ですべてが完結するスマホとは明らかにジャンルが異なる商品です。ただ、新刊本サイズだと思えば、普通に持ち歩いている人もいます。そのサイズで音楽聴きながら電子書籍読んで、ときどきメールやSNSができるのであれば、視認性の良さもあいまって、かなり具合のよろしい端末なのではとも感じます。

最近、今後ゆるりと脱スマホしていきたいという気分なので、スマホ離れの訓練に最適な教材かと。しかし、iPhoneなくしたら生活はどう変わるのかしら。

画面はぼんやりしてはいるものの、思ったよりは見られる印象。10時間のバッテリーもちとキビキビした動作を確保しつつ、Retina化を達成しようとしたらあと2年はかかるかもしれないので、やはり今回買っとくべきかと思います。

iPad miniを買ったらiPhoneはお払い箱かもしれませんが、iPadは雑誌を見るのに最適な大きさですし、校正作業や、誰かと打ち合わせする際などには、この大画面じゃないと厳しいシーンも多々あるので、まだまだ現役続投しそうです。というかiPad4が欲しいくらいです。

ただ、最近『ボクらの玩具』の編集作業でiPadを使っていて気になるのは、確かにiPadは校正がしやすいものの、その後のファイル管理が面倒くさいってところです。ぼくの使ってるアプリが良くないのかしら。出力にはメール送信か、iTunesへエクスポートしかないのです。せめてクラウドにあげられれば良いんですけどね。なら、きっとアプリのせいだ(この後GoodReaderでアノテーションすれば良いことに気づき、自己解決)。

そう考えると、タッチパネルを搭載してスレート端末にもキーボード付き端末にもなるWindows8マシンっていうのは、それはそれで便利なのかなとは思います。そこで一瞬Surfaceもいいんじゃないかと思ったんですが、レビュー見て「ああ、やっぱり」と諦めました。とはいえアップルがタッチパネルを搭載したMacBookを出すのは思えないし、しばらくはiPadをやりくりするしかないのでしょうか。そもそも、こんな七面倒くさい仕事はやんないって手もあります。