昨日のことになりますが、12月8日に封切られた映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』を観てきました。わざわざプレミア付き前売券(1300円)を買ったのに、バルト9では平日夕方割引が摘要されるので、現金なら1200円で観られちゃうとか…。
いつものように劇場グッズで欲しいものはなく、パンフレットだけ購入。パンフレットにスタンプスペースはありながら、なぜかスタンプ台はナシ。また、毎度のことながら入場者プレゼントがもらえるのですが、今回は特製ガンバライドカードと、フォーゼorウィザードのスマホスタンドでした。どちらかと言えばウィザードの方が欲しかったのですが、ブラインドパッケージ入りゆえ選べず、当たったのはフォーゼ。しかも吸盤の成型がいい加減でiPhoneの背面に吸い付きません。即座にゴミ化。
平成ライダー10周年頃より、夏のライダー&戦隊映画に始まり、冬のMOVIE大戦、春の全員集合映画と少なくとも年間3〜4回は東映特撮作品を観に劇場に足を運ぶ流れができているので、さすがに新鮮味が薄れてきました。個人的にさほど思い入れがないライダーの共演というのもあります。
それでも1年通して親しんだ登場人物が、5年後にどうなったかを追うフォーゼ編は安心の出来映え。仮面ライダーなでしこ、インガ・ブリンクと過去の劇場版キャラを再び起用し、律儀に追い続けてきたファンに地続きの世界観というご褒美を見せてくれます。
そう、もはや冬のMOVIE大戦は長年ライダーを応援している視聴者に向けたファンサービスなんですよね。去年の『MOVIE大戦MEGA MAX』でのW、オーズ、フォーゼそれぞれのオリジナルキャストによる変身シーンは鳥肌ものでしたもの。それでいうと、今回登場するのはオーズの火野映司のみ。左翔太郎とフィリップ、照井竜、伊達さんだったか後藤さんだったかはイメージで登場するものの、本人の出演はありません。作品に対するロイヤリティが高い平成ライダー第2期のキャストですが、「MOVIE大戦で同窓会的に終結する」というイベントを毎年の恒例にしていただきたかったな、とやや残念な気持ちです。
かたやウィザード編は、むしろポワトリン編とも呼びたくなるような構成で、これはまだ本編が始まったばかりなので致し方ない面もあるでしょう。考えてみれば例年MOVIE大戦の新ライダー編は印象が薄いですものね。でも、ポワトリン/上村優役の入来茉里ちゃんの地味な離れ目顔はとっても好きです。ついでに言うと、フォーゼ編の足立梨花ちゃんも離れ目美人なので、この映画は女性キャスト的に俺得でもあります。
キョーダイン同様に完全におっさんホイホイとして招来された、アクマイザーとイナズマンはそもそもあんまり思い入れがないのと、グロい怪人系デザインなのでカッコ良さは低め。どちらかというと、パンフレットに掲載されているオリジナルの方がファニーで好きです。特に『アクマイザー3』と『超神ビビューン』は一度も観たことがないのでぜひとも観たい。しかしこれ、キカイダーが出てくるのは時間の問題ですね。
脚本は、タイムトラベル(電王抜きでやるとは!)ものを含みながら、さほど強引な展開もなく(?)、オチもなかなか練られていて、去年のMOVIE大戦に迫る面白さではなかったでしょうか。アクションも相変わらずの坂本節で変身前のキャストがガンガン演じて見どころたっぷり。パルクールを取り入れたんのも今風ですね。それにしてもラストのCG戦ではほぼ全員のライダーが自力で飛行していたのには笑いました。このオチがあったから少し救われたかもしれません。
そして、春のスーパーヒーロー大戦にはギャバン参戦ですか。どうなることやら…。
関連リンク
・仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム|東映
平成ライダー10周年頃より、夏のライダー&戦隊映画に始まり、冬のMOVIE大戦、春の全員集合映画と少なくとも年間3〜4回は東映特撮作品を観に劇場に足を運ぶ流れができているので、さすがに新鮮味が薄れてきました。個人的にさほど思い入れがないライダーの共演というのもあります。
それでも1年通して親しんだ登場人物が、5年後にどうなったかを追うフォーゼ編は安心の出来映え。仮面ライダーなでしこ、インガ・ブリンクと過去の劇場版キャラを再び起用し、律儀に追い続けてきたファンに地続きの世界観というご褒美を見せてくれます。
そう、もはや冬のMOVIE大戦は長年ライダーを応援している視聴者に向けたファンサービスなんですよね。去年の『MOVIE大戦MEGA MAX』でのW、オーズ、フォーゼそれぞれのオリジナルキャストによる変身シーンは鳥肌ものでしたもの。それでいうと、今回登場するのはオーズの火野映司のみ。左翔太郎とフィリップ、照井竜、伊達さんだったか後藤さんだったかはイメージで登場するものの、本人の出演はありません。作品に対するロイヤリティが高い平成ライダー第2期のキャストですが、「MOVIE大戦で同窓会的に終結する」というイベントを毎年の恒例にしていただきたかったな、とやや残念な気持ちです。
かたやウィザード編は、むしろポワトリン編とも呼びたくなるような構成で、これはまだ本編が始まったばかりなので致し方ない面もあるでしょう。考えてみれば例年MOVIE大戦の新ライダー編は印象が薄いですものね。でも、ポワトリン/上村優役の入来茉里ちゃんの地味な離れ目顔はとっても好きです。ついでに言うと、フォーゼ編の足立梨花ちゃんも離れ目美人なので、この映画は女性キャスト的に俺得でもあります。
キョーダイン同様に完全におっさんホイホイとして招来された、アクマイザーとイナズマンはそもそもあんまり思い入れがないのと、グロい怪人系デザインなのでカッコ良さは低め。どちらかというと、パンフレットに掲載されているオリジナルの方がファニーで好きです。特に『アクマイザー3』と『超神ビビューン』は一度も観たことがないのでぜひとも観たい。しかしこれ、キカイダーが出てくるのは時間の問題ですね。
脚本は、タイムトラベル(電王抜きでやるとは!)ものを含みながら、さほど強引な展開もなく(?)、オチもなかなか練られていて、去年のMOVIE大戦に迫る面白さではなかったでしょうか。アクションも相変わらずの坂本節で変身前のキャストがガンガン演じて見どころたっぷり。パルクールを取り入れたんのも今風ですね。それにしてもラストのCG戦ではほぼ全員のライダーが自力で飛行していたのには笑いました。このオチがあったから少し救われたかもしれません。
そして、春のスーパーヒーロー大戦にはギャバン参戦ですか。どうなることやら…。
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・仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム|東映