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今回の48時間台湾旅行では、iPad miniに現地SIMをぶっ挿して使ってみたのですが、そこで感じた旅のスマートデバイス考をメモしておきます。
【iPad mini】
<メリット>
・海外SIMフリーなので日本仕様がそのまま使える
・画面が大きいので地図やサイトが見やすい、見せやすい
・画面の情報量が多いので、慌てて調べ物をしても早とちりが少ない

<デメリット>
・nano SIMカードの普及がまだまだ?
(台湾ではカウンターでカットしてくれた)
・ポケットに入らないので小さなカバンが必要
・iPhoneに比べると咄嗟の調べ物でさっと取り出せない
・iPhoneに比べるとカメラがやや貧弱、LEDライトもない
・本体が大きいので目立ち、盗まれるリスクが高まる

【iPhone】
<メリット>
・SIMフリーではないので、JailbreakやSIMフリー版の購入が必要
・本体が小さいのでポケットに入る
・さっと取り出せて咄嗟の調べ物ができる
・手のひらに納まるので持っていても目立たない、盗まれにくい
・単体で通話ができる
・iPadに比べてカメラの画がキレイ、LEDライト付き

<デメリット>
・現地SIMを使わないとなるとパケット代が割高
・iPadに比べると画面が小さいので見にくい、見せにくい
・情報量が少ないので、慌てて調べ物をすると早とちりすることがある

こうして見ると、なるべく目立ちたくない・荷物を軽くしたい海外旅行ではiPhoneが有利かもしれませんね。ただ、iPhoneじたい、多くの国では高級品なのでたとえ小さくても「アップル製品だ」とわかるとiPad同様、危険度は大差ない気もします。いっそダミー用にAndroid状のiPhoneケースなんてものもあったらいいのになって思います。

一方、iPad miniのメリットは「海外SIMフリー」と「画面の大きさ」です。多少かさばっても、この2つのメリットは捨てがたいものがあります。いっそ、身につけるためジャケットやズボンにiPad mini用の大型ポケットが欲しいくらいです。

きっと、多くの人がiPhoneを持っていて、iPad miniの購入を前に「Wi-Fiにするかー、セルラーにするかー」と迷っている状態だと考えると──

1.iPhoneをSIMフリー化する(自己責任)
2.SIMフリーiPhoneを買い直す
3.iPad miniセルラー版を買う

といった辺りだと現実的な選択肢なんじゃないでしょうか。一番安価なのはAmazonでも売ってるSIMロック解除アダプタを買う方法ですね。そういえばモバイルルーターという手もありました。ただ、荷物が増えるのと、バッテリー管理が面倒なのと、即座にネットにつながらないのとでぼくはノーサンキューですけども。