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今日はお昼にちょろっとワタリウム美術館のJR展に行って来ました。ワタリウムは比較的近所にあるのですが、なぜだかあまり良い印象がなく、前は通るものの10年以上中に入っておりませんでした。
今日聞いたばかりの受け売り情報によると、JR(ジェイアール)は1983年フランス出身、正体不明のグラフィティアーティスト。屋外の建物や通り、時には列車にまで巨大なポートレートのポスターを貼る表現を取ります。“世界各地で弾圧や貧困、差別のもとで暮らす人々を撮影し、それを現地の人たちと壁に貼る活動を展開中”。今回は、東日本大震災の被災者400名を撮影し、それらをいまだ地震の爪痕が残る被災地に展示した<インサイドアウト計画>も公開されています。
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その<インサイドアウト>に参加できる、ポスター撮影。証明写真のように写真を撮ると、空からA全だかB全だかのポスターが舞い降りてきて、持ち帰ることができます。トップ写真がそれを部屋に貼ったものですが、シャッターの瞬間にモニターを見てしまったので、伏し目になってしまいました。というか、なぜミニくまちゃんを持って行かなかったのでしょう! 展示は6月までなので、もう一度ミニくまちゃんを連れて再訪しようと思います。もっとも1000円も払えば、印刷会社でポスター印刷ができるみたいなんですけどね。
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しかし、メールで送られてきた小さい画像で見るのと、実際のポスターサイズで見るのとでは迫力や印象が全然違いますね。大きく引き延ばすだけで、パッとしない画像も、なかなか悪くないなと思わせる雰囲気を帯びます。背が大きいだけでイケメンに見える現象に近いような。映画や判型の大きい雑誌なんかもそういうことなんだと思い知りました。どっちが良くて、どっちが悪いというものでもないんですが。

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WATARI-UM
JR-Artist