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購入後4カ月くらい使っているソニーのハイエンドコンデジ、Cyber-Shot DSC-RX100ですが、やっぱり不満点があります。
それはこのブログの写真を見ても、NEX-5N+SEL18200で撮影したものと比べて、明らかにクオリティが落ちていることでおわかりいただけるかと思います。28mmのワイド端であれば、まあまあ、良い画は撮れるのですが、ちょっとでもズームすると途端に寄れなくなって、解像感もなくなります。RX100では、我々素人がだ〜いスキな「ズームして寄って後ろボケボケ」の画が撮れないのです。

このRX100こそ、28mm単焦点で良かったのではないかと思うほどです。

ついでに言うと、ボタンは多いくせにUIはNEX系より良くないし、HDRの処理も遅いし、コントロールリングの挙動も変です。

もちろんRX100の正義は、デイリーに持ち歩けるコンパクトさ加減で、そこそこの画が撮れるというところにあります。ほら、よく言うじゃないですか。どんなに良いカメラを持っていても(持ち歩く気になれず)写真が撮れないのなら意味はない、と。ぼくの言葉ですけど。

だとしたら、RX100でも満足いかない現状での、携帯可能性のあるデジカメ最適解はなんなんだぜ?と考えたところ、「こういうことなのかなあ」と思う選択肢がむくりと盛り上がってきました。
SEL50F18
それはNEX-5Nに50〜80mmの中距離単焦点レンズをくっつける案です。SEL35F18、SEL50F18あたりなんて良さげです。ただ、これでも嵩張り感は相当なものなので、デイリーに持ち歩く気になれるかなあ、という懸念があります。重量もNEX-5N+SEL50F18で、471g。かたやRX100は、240gとその約半分。

うん、ちょっとお出かけするくらいでは、持ち歩きそうにないですね。
N
かたや、RX100くらいの画質なら、もっと割りきってiPhoneのカメラよりマシなコンデジくらいのハードルで、デイリー持ち歩きカメラを考えても良いのではないかと思うのですが、そこの第一候補だったキヤノンのPowerShot Nについては、今度発売される『Mac Fan』最新号でレビューしていますのでご覧くださいませ、という宣伝でした。

関連リンク
SEL35F18|ソニー
SEL50F18|ソニー
PowerShot N|キヤノン