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今日で39歳になりました。とうとう30代最後の年です。
子どもの頃は自分が39歳になるまで生きているなんて想像できなかったんですが、実際に39歳を迎えてみたらなんてことはない、融通の利かない“子ども中年”が出来上がっておりました。

アラフォーになると体力的にうんぬんといった問題は、もとから虚弱体質なので、むしろ近年はネパールでのトレッキング旅を契機に、ぐいぐい体が鍛えられている感がありまして、ここ2年珍しく風邪もひいておりません。ただ、新しく始めたジョギングで、いちいち足首や膝、腰を傷めてしまうのは、やはり歳のせいだったりするのかも知れません。

お金と仕事についてよく考えたら、リクルートを退社したのが2003年7月なので、なんと今年で独立10周年です。実際はR25が創刊された2004年までニート状態だったので、ライターとしては9年目となります。無事に食いっぱぐれることはありませんでしたが、みなさんもご存じの通り遊んでばかりいる、あるいは遊んでるような仕事ばかり選んでいるので、正直に申し上げまして、年々収入が減っているのが現実です。むしろライターなりたての数年の方が、プチバブルもあって分不相応な儲け方をしていたとも言えましょう。

実際、39歳の一部上場企業のサラリーマンの年収には及びませんが、ただ、通勤もなく、会議もなく、部下も上司もおらず、納得のいかない仕事は断ることもできて、1日に2時間くらい集中したら、そこそこの収入が得られる上、面白い経験をさせてもらっていると考えたら、就職氷河期世代のFラン大学卒業生としてはよくサバイブしたんじゃないかなと思う次第です。

よく頑張った、自分。

あとは、そろそろ今後の人生設計が待ったなしの重大テーマになる年齢ですけども、マクロで見れば人類は増え続けていますし、ミクロで見ても熊山家も甥姪多数で存続しておりますし、これはもう無理に頑張らなくてもいいんじゃないかと思わないでもありません。ハイパー少子高齢化社会も個人の努力ではどうしようもありませんし、いっそ興味本位で姥捨て国家の阿鼻叫喚を見てみたいという気もあります。

そんなこんなで誕生日の本日、トップ写真にもあります通り、夢のランドに行って来ました。と言っても数々の原稿をぶっち切って遊びに行ったのではなくて、お仕事なのでした。というか去年の誕生日は甥と姪を連れてシーにいたんですね。なんという偶然でしょう。