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今夜は、長澤=七海=奈央と木下=ジャスミン=あゆ美という、スーパー戦隊二大名女優主演の映画『トラベラーズ 次元警察』の舞台挨拶付き初日にやって来たんですよ。
ちょうど去年『特撮ザテレビジョン』を作っているときに、東映で小耳に挟んでいたオール台湾ロケの作品です。その他スタッフはおなじみの坂本浩一監督に、高山=凛子ちゃん=侑子、海老澤=ゴーオンブラック=健次、山本=ハリケンイエロー=康平と、スーパーヒーロータイムな面々ですが配給は角川映画です。

しかも角川シネマ新宿で1週間の限定ロードショー、というわけで慌てて観に来たのです。

初回公開前の30分に主要キャストと監督らが登壇して、ご挨拶。早くも「監督の要求がエロすぎ」(長澤)とニュースになっていましたが、戦隊ファンにとっては、退場の際、監督を鷹介に見立てたスリーショットで贈る、10年ぶりの生「忍風・シノビチェンジ!」が何よりもの嬉しいハプニングだったのではないでしょうか。

そう言いながら当時、ハリケン本編は熱心に観ていなかったのですが、それでもハリケンブルーはじめ、ウェンディーヌ、フラビージョとここ戦隊37作の歴史の中でも屈指の美女揃いの作と記憶しています。夏にリリースされる新作も楽しみですね。

はてさて、肝心のトラベラーズ本編ですが、先ほどのニュースにもある通り、やたら長澤奈央ちゃん演じる逢坂アイの、ニチアサでは不可能なサービスショット満載でそれだけでも大スクリーンで観る価値はあると思います。1人のキャストが複数の次元にまたがって何役も演じるという、『クラウド・アトラス』的なアプローチも、少人数・低予算?を感じさせない効果を生んでいましたね。

終演後には、ロビーで坂本監督と長澤奈央ちゃんの即席握手会が開催されるなど(時間切れでミニくまちゃんとのツーショットならず!)、2人にとってかなり思い入れのある作品であることがうかがえた『トラベラーズ』。特に奈央ちゃんは、ハリケンジャー同窓会の立役者でもあるみたいですし、近年は特撮というか、SFアクションで生ていきますよ的な覚悟を感じさせますね。最終日には再び奈央ちゃんが来場するとも言っていたような気もしますので、大スクリーンでオイルヌルヌルの彼女を観たい方はお早めにどうぞですよ。

関連リンク
トラベラーズ 次元警察
Vシネマ 忍風戦隊ハリケンジャー 10 years after|東映ビデオ