うっかりドメインが切れてしまって、アクセス数がガタ落ちです。復活に1万2000円もかかるみたいなんでしが、記事内リンクが全部kumayama.comのURLなので払うしかないんでしょうね…。
今日は取材が竹橋方面だったので、そのまま東京国立近代美術館で開催されているフランシス・ベーコン展に寄ってみました。閉館1時間前だったので、駆け足です。
よくわかってなかったんですが、ベーコンは20世紀を代表する近代美術界の巨匠なんですね。物販で映画『愛の悪魔』のDVDが売られていたので、「坂本龍一のサントラは持ってるけど、あれはベーコンの映画だったんか」と気づいたくらいです。今度映画を観てみたいと思います。サントラはやたら暗くてオススメです。
没後としては日本初の大規模展で、本人がデビューと主張する1944年頃から、亡くなる1992年頃までの作品30数点が、「身体」をテーマに集められているようです。
体の一部がスローシャッター撮影のようにブレて流れている人物像や(実際に写真を参考に絵を描いた模様)、ピカソみたいにさまざまな角度から見た姿をひとつの絵に収めるキュビスムのような人物像、魂のような半透明のヴェールをまとった人物像などなど。
その姿はとても映像的で、まるでモーフィングや、クロスフェードを多用したミュージックビデオのような手触りでした。常にアイデアが下りてくるのを待っていたとのことで、作品には特に意図はないどころか、後年はできるだけ意味を排除するよう注意を払っていたということもあり、作品は絵画というより写真や映像、あるいはパフォーマンスに近い印象を受けました。
ちなみにぼくが好きなのは、『走る犬のための習作』です。常設展も含め、3時間くらいはじっくり見たかったかもしれません。もったいないことをした。
美術館の前に展示されていたスタジオ・ムンバイの「夏の家」も良かったですね。一瞬、坂口恭平かと思ったんですが(笑)、ここも長居したかった。
そのまま久しぶりに六本木ヒルズへ。
iPhoneだけどわりとちゃんと撮れてる印象。
「ラブ展」は時間がないので持ち越し。
空はもやってましたが、iPhoneの撮像素子には優しかったかも。ただね、寒すぎたのか20%を残して電源が落ちました。
関連リンク
・フランシス・ベーコン展|東京近代国立美術館
よくわかってなかったんですが、ベーコンは20世紀を代表する近代美術界の巨匠なんですね。物販で映画『愛の悪魔』のDVDが売られていたので、「坂本龍一のサントラは持ってるけど、あれはベーコンの映画だったんか」と気づいたくらいです。今度映画を観てみたいと思います。サントラはやたら暗くてオススメです。
没後としては日本初の大規模展で、本人がデビューと主張する1944年頃から、亡くなる1992年頃までの作品30数点が、「身体」をテーマに集められているようです。
体の一部がスローシャッター撮影のようにブレて流れている人物像や(実際に写真を参考に絵を描いた模様)、ピカソみたいにさまざまな角度から見た姿をひとつの絵に収めるキュビスムのような人物像、魂のような半透明のヴェールをまとった人物像などなど。
その姿はとても映像的で、まるでモーフィングや、クロスフェードを多用したミュージックビデオのような手触りでした。常にアイデアが下りてくるのを待っていたとのことで、作品には特に意図はないどころか、後年はできるだけ意味を排除するよう注意を払っていたということもあり、作品は絵画というより写真や映像、あるいはパフォーマンスに近い印象を受けました。
ちなみにぼくが好きなのは、『走る犬のための習作』です。常設展も含め、3時間くらいはじっくり見たかったかもしれません。もったいないことをした。
美術館の前に展示されていたスタジオ・ムンバイの「夏の家」も良かったですね。一瞬、坂口恭平かと思ったんですが(笑)、ここも長居したかった。
そのまま久しぶりに六本木ヒルズへ。
iPhoneだけどわりとちゃんと撮れてる印象。
「ラブ展」は時間がないので持ち越し。
空はもやってましたが、iPhoneの撮像素子には優しかったかも。ただね、寒すぎたのか20%を残して電源が落ちました。
関連リンク
・フランシス・ベーコン展|東京近代国立美術館