登山はもちろん、手荷物を少なくしたい長旅でのお召しものは、吸水速乾性が高い化繊のアウトドアウェア(特にジップ付きの長袖アンダーウェア)が便利なのですが、見た目がスポーティすぎて合わないシーンがままあります。
そこで、化繊でできた長袖の襟付きシャツ(ワイシャツ型)を探したものの、登山ウェアで見つかるのはチェック柄ばかり。できれば白が欲しいのですが、カーキやベージュはあれども、無地の白シャツは見たことがありません。
昨年、雑誌でスウェーデン発のアウトドアブランド「Houdini(フーディニ)」のLiquid Grove Shirt Long Sleeveという理想的な「化繊」「無地」「襟付きシャツ」を見つけたのですが、2万円弱の高価格と、日本はおろか海外の通販サイトでも軒並み売り切れで、入手できないまま欲しいカラーがラインナップから消えてしまったのでした。
きっと登山のような現場では、汚れが目立つ白シャツなんて求められていないに違いない。そう諦めかけていた時に、石井スポーツで見つけたのが写真のマウンテンハードウェア キャニオンロングスリーブシャツです。
え、白シャツじゃないって? これはマレーシア取材旅行の前日に、たまたま買ったキャニオンロングスリーブシャツの昨年モデルの紺色です。
色の話はさておき、このキャニオンロングスリーブシャツ。見た目はカジュアル寄りの襟付きシャツですが、ナイロンとポリエステルでできた吸水速乾性の高いアウトドアウェアなのです。無地の単色ゆえよくわかりませんが、脇にはちゃんとメッシュのベンチレーションが付いています。どんだけ早く乾くかというと、夕方ホテルにチェックインして、洗面所で手洗いして干しておけば、夜更けにはほぼ乾いているほど。かつ、シワになりにくいのでノーアイロンです。
これは、映画『アウトロー』のジャック・リーチャーごっこができるというものですよ(着替えなし手ぶらで全米を放浪する人ね)。
吸水速乾性のTシャツや、アウトドア用のアンダーウェアと違って、襟が付いているのでドレスコードにも引っかかりませんし、何より胸ポケットは非常に便利。左右の胸ポケットはなかなかの収納力で、パスポート、紙幣、クレカ、航空券(要折り曲げ)を入れておけば、空港の保安検査もスムーズに通り抜けられますし、パンツのポケットでは違和感があるスマホなども胸ポケットならあまり気になりません。しかもジッパーや蓋が付いているので、屈んでも中身が滑り落ちることもなし。
くわえて、長袖シャツながらロールアップして半袖にできるほか、2つ折りされた襟を広げると首まわりの日焼けを防いでくれるのです(そもそも生地じたいUPF30)。
つまりですね──
・吸水速乾性
・シワになりにくい
・ドレスコードに引っかからない
・半袖にもなる
・日焼けしにくい生地
・首まわりもカバー
・ポケットの収納力大
と、もはや登山だけではなく中長期の旅行にも使える最適なウェアじゃないか、とマレーシア取材旅行で痛感した次第です。実際今回の旅行にはトップスを3種類持って行ったのですが、途中からこのシャツだけ着てます。
良くないところを強いて挙げれば、ゆったりとしたボックスシルエットなので、USのSサイズでも大きめという点でしょうか。XSがないので、普段日本のSサイズを着る人は絶望的です。また、着丈はカジュアルシャツとしてはやや長めで、パンツインするには程よいのですが、出して着るとちょっとだらしないかも知れません。あと、2013年春夏モデルは、昨年モデルと同じようなカラーでもより光沢が増しているので好みがわかれるかもしれません。そして、これが一番の問題ですが、人気商品なのか、すでに各色各サイズが売り切れております。
ちなみに写真で着ている紺色は2012年モデルの売れ残りSサイズで、石井スポーツでセールされていたところを奇跡的に確保したもの。店頭にホワイトはなかったのですが、試着がてらに店員さんに話を聞くとカタログにはあるということで、早速2013年モデルのホワイトを取り寄せていただきました。これは帰国したら引き取りにうかがいます。
そんなわけで、いよいよ決定打が出た気がする旅のシャツ。パンツは最近もっぱらワイルドシングスのテックパンツですし(これも予備を買い増したいほど)、シューズはキーンのタージーⅡ MIDで十分。ジャケット兼レインウェア兼ウインドブレーカーはモンベルのバーサライトジャケットかしら。後は夏のキャップが課題です。
そうそう、マウンテンハードウェアには、より暑いシーズンに向けて冷感素材を使ったチラーロングスリーブシャツという無地シャツもあるみたいなので、そちらも今度チェックしてみます。女性モノもあるみたいですよ。
関連リンク
・キャニオンロングスリーブシャツ|マウンテンハードウェア
昨年、雑誌でスウェーデン発のアウトドアブランド「Houdini(フーディニ)」のLiquid Grove Shirt Long Sleeveという理想的な「化繊」「無地」「襟付きシャツ」を見つけたのですが、2万円弱の高価格と、日本はおろか海外の通販サイトでも軒並み売り切れで、入手できないまま欲しいカラーがラインナップから消えてしまったのでした。
きっと登山のような現場では、汚れが目立つ白シャツなんて求められていないに違いない。そう諦めかけていた時に、石井スポーツで見つけたのが写真のマウンテンハードウェア キャニオンロングスリーブシャツです。
え、白シャツじゃないって? これはマレーシア取材旅行の前日に、たまたま買ったキャニオンロングスリーブシャツの昨年モデルの紺色です。
色の話はさておき、このキャニオンロングスリーブシャツ。見た目はカジュアル寄りの襟付きシャツですが、ナイロンとポリエステルでできた吸水速乾性の高いアウトドアウェアなのです。無地の単色ゆえよくわかりませんが、脇にはちゃんとメッシュのベンチレーションが付いています。どんだけ早く乾くかというと、夕方ホテルにチェックインして、洗面所で手洗いして干しておけば、夜更けにはほぼ乾いているほど。かつ、シワになりにくいのでノーアイロンです。
これは、映画『アウトロー』のジャック・リーチャーごっこができるというものですよ(着替えなし手ぶらで全米を放浪する人ね)。
吸水速乾性のTシャツや、アウトドア用のアンダーウェアと違って、襟が付いているのでドレスコードにも引っかかりませんし、何より胸ポケットは非常に便利。左右の胸ポケットはなかなかの収納力で、パスポート、紙幣、クレカ、航空券(要折り曲げ)を入れておけば、空港の保安検査もスムーズに通り抜けられますし、パンツのポケットでは違和感があるスマホなども胸ポケットならあまり気になりません。しかもジッパーや蓋が付いているので、屈んでも中身が滑り落ちることもなし。
くわえて、長袖シャツながらロールアップして半袖にできるほか、2つ折りされた襟を広げると首まわりの日焼けを防いでくれるのです(そもそも生地じたいUPF30)。
つまりですね──
・吸水速乾性
・シワになりにくい
・ドレスコードに引っかからない
・半袖にもなる
・日焼けしにくい生地
・首まわりもカバー
・ポケットの収納力大
と、もはや登山だけではなく中長期の旅行にも使える最適なウェアじゃないか、とマレーシア取材旅行で痛感した次第です。実際今回の旅行にはトップスを3種類持って行ったのですが、途中からこのシャツだけ着てます。
良くないところを強いて挙げれば、ゆったりとしたボックスシルエットなので、USのSサイズでも大きめという点でしょうか。XSがないので、普段日本のSサイズを着る人は絶望的です。また、着丈はカジュアルシャツとしてはやや長めで、パンツインするには程よいのですが、出して着るとちょっとだらしないかも知れません。あと、2013年春夏モデルは、昨年モデルと同じようなカラーでもより光沢が増しているので好みがわかれるかもしれません。そして、これが一番の問題ですが、人気商品なのか、すでに各色各サイズが売り切れております。
ちなみに写真で着ている紺色は2012年モデルの売れ残りSサイズで、石井スポーツでセールされていたところを奇跡的に確保したもの。店頭にホワイトはなかったのですが、試着がてらに店員さんに話を聞くとカタログにはあるということで、早速2013年モデルのホワイトを取り寄せていただきました。これは帰国したら引き取りにうかがいます。
そんなわけで、いよいよ決定打が出た気がする旅のシャツ。パンツは最近もっぱらワイルドシングスのテックパンツですし(これも予備を買い増したいほど)、シューズはキーンのタージーⅡ MIDで十分。ジャケット兼レインウェア兼ウインドブレーカーはモンベルのバーサライトジャケットかしら。後は夏のキャップが課題です。
そうそう、マウンテンハードウェアには、より暑いシーズンに向けて冷感素材を使ったチラーロングスリーブシャツという無地シャツもあるみたいなので、そちらも今度チェックしてみます。女性モノもあるみたいですよ。
関連リンク
・キャニオンロングスリーブシャツ|マウンテンハードウェア