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仕事は詰まっているものの、天気が良さそうだったので夕焼けを求めて六本木ヒルズ。
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最近日没が限りなく19時なので、17時に家を出ても十分間に合います。
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でも春先の大気にもれず、かすみががってます。
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結局買ったキーンのヨギ『脱皮する家』バージョン。
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この後の『LOVE展』を思わせるカット。
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キナーレ以降、裸のミニくまちゃん。
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風は冷たくけっこう寒い。ウインドブレーカー持って来て正解。
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日没後もじっくり堪能していたら20時近くになりますわな。
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振り返ればほぼ満月。
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SEL18200でズームして切り出すとこんな感じ。
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続けて『LOVE展』を観ます。
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樹木希林じゃないとつぶやいている方の作品。

個展なんかよりもテーマ展の方が、六本木ヒルズみたいな観光地との相性がよろしいですね。特にラブという題材のポップさが拍車をかけているのか、老若男女けっこうな人出でした。

シャガール、マグリットといった古典の力強さもさることながら、イスラム社会や中国社会など(西洋から見た)異世界の愛を描いた作品群が印象的でした。なんというか、西洋文明の愛の表現が動的だとすれば、東洋や中東のそれは非常に静的なんですよね。あまり生々しくないというか、止まっているように見える愛。西洋の愛は悲しくてもソフィ・カルのように周囲を巻き込んでいくのだけれど、東洋の愛は内にこもっていって曽根崎心中や荒木経惟みたいに死に収束していきがちです。

メモを取ったり、目録をもらったりしなかったので、作品名やアーティスト名をすべて思い出せないのですが、ほのぼのとした可愛らしい愛と、その残酷さを描いたアニメーションが良かったので貼り付けておきます。

あと展示が最後の方だったので、記憶に残っているのはChim↑Pomの『気合い100連発』でしょうか。震災後の相馬市で、現地の若者と気合いを100発入れるという試みからは、皮肉がたっぷり感じられるもののLOVEの要素はまるでナス。きっと、ねらいとしては「がんばろうニッポン」「絆ジャパン」的な威勢の良い言葉の虚しい空回りを、あえて被災地で表現する作品だと思うんですが、解説にあったようにキュレーターは本当にLOVEの文脈でピックアップしたのか、あえて毒入りにしたのか、真意を図りかねるところではありますが、ぼくは展示されているという状況を含めて素晴らしいと思いました。

しかし慣れないサンダルで六本木を往復したので足の甲が靴ずれしまくりました。

関連リンク
LOVE展:アートに見る愛のかたち