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近ごろ書店で小屋にまつわる書籍が目につくなと思ったら、乃木坂のTOTOギャラリー・間で小屋建築の第一人者(たぶん)である中村好文氏の展覧会が行われているとのこと。小屋好きとしてはチェックしないわけにはいきますまい。
展示は鴨長明に始まり、ソロー、高村光太郎、コルビュジエなどの小屋や、中村氏の足跡などを、設計図やスケッチ、模型、写真、動画などで紹介。中庭には実際に同氏作の独居用エコハウス「Hanem Hut」が設営されているという、コンパクトながらも充実した内容でした(トップ写真の作品はどなたのだったかチェックもれ)。
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特にキッチン、トイレ、シャワールーム含めて7.5畳ほどしかないHanem Hutはなかなかどうして居心地が良く、いま現在生活している20畳ほどはある部屋を「狭い狭い」と暮らしている自分を恥ました。というか、無駄な荷物を抱え込みすぎなのです。

それゆえ、中村氏による「小屋暮らしで欲しいもの」「小屋暮らしに入り用なもの」というイラスト付きアイテムリストには心躍りました。こういうのきっと、アウトドア好きとか、旅行好きなら萌えるんじゃないかしら。
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もうひとつ感銘を受けたのは、電気・ガス・水道・電話・下水といった管と線に繋がれていない省エネルギー・省資源型・底環境負荷の小屋暮らしを指した「始末のいい暮らし」という言葉です。いつかぼくも自分の小屋を建てて住んでみたいものです。あ、でもネット回線だけは欲しい。
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ついでに、今日は美容室で金髪にしてみました。20代の頃、一度ブリーチしたくらいで、基本黒髪だったので、齢39にして人生初のヘアカラーです。ですが最近アラフォーの金髪って多いですよね。薄くなった生え際を誤魔化すためか、寄せる年並みを認められない無駄な抵抗か。いずれにせよ、見た目で判断されぬよう、今まで以上に礼儀正しい振る舞いを心がけたいと思います。

関連リンク
中村好文展 小屋においでよ!|TOTOギャラリー・間