梅雨入りしたわりには爽やかに晴れて、登山日和だった週末ですが、映画1000円デーが重なったこともあり、土曜日は映画、日曜日は10km超の散歩でお茶を濁しました。
移転後初の『Curry 草枕』にて『ウォーリーをさがせ』に一生懸命なぼく。
映画関連の写真は特になく、突然日曜のヒルズ。
夕焼けが良さそうだったのですが。
やはり西の空に広がる雲。
しかも風がかなり冷たい。
もはや笑い飯ぬいぐるみでしかないミニくまちゃん。
再び『LOVE展』を駆け足で。そういや『デザインあ展』行かなかったな。
そろそろワタリウムのJR展に行ってミニくまちゃんのポスターを作らないと会期が終わってしまいそうです。あと、いつも六本木までの散歩道の途中にある国立新美術館にはなぜかあまり立ち寄らないのですが、『貴婦人と一角獣展』とか、次の『アンドレアス・グルスキー展』を観てみたいので、今度「平日」に行きます。休日はどこも混んでてダメですね。
土曜に観た映画は『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』『ビル・カニンガム&ニューヨーク』『オビリビオン』の3本。『プレイス〜』は音楽がカッコいいのですが、宿命を描くにはちょっと世界が狭いかなという印象でした。そしてベン・メンデルスゾーンは相変わらず銀行強盗で、レイ・リオッタは相変わらず悪徳警官です。もっとも期待していたトム・クルーズ主演『オブリビオン』も確かに映像やプロップは美しいものの、種明かしの既視感と、モーガン・フリーマンの役の安っぽさに、もったいないなあと思ってしまうのですが、なんせ『宇宙戦争』が好きな人間なのであまり信用しないでください。普通に面白いかもしれません。
何より素晴らしいのは『ニューヨークタイムス』で長年ストリートファッション特集を担当するカメラマン、ビル・カニンガムを追いかけたドキュメンタリーです。その仕事に対する真摯すぎる態度には、いち糞ライターとしてぐうの音も出ないのですが、きっとこの人はファッションの仕事をお金儲けだとは思ってないですね。仕事という言葉にはいろんな意味が含まれますが、この80歳のお爺ちゃんにとっての仕事とは、楽しみであり、アイデンティティであり、信仰に近いつとめのような気がします。すでにファッション業界の生き仏的な風格がありますものね。それにしても、セントラルパークを望む新居がうらやましい。
関連リンク
・Curry 草枕
・国立新美術館
・プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ
・ビル・カニンガム&ニューヨーク
・オブリビオン