raybanwayfarer
黒髪長髪がかけるとみうらじゅんにしか見えないので、これまで避けてきたレイバンの定番サングラス「ウェイファーラー」。金髪短髪にしたことで「いよいよ似合うかも」と買ってみました。
しかし、ただベーシックな黒いウェイファーラーを買えば良いというわけではありません。

街中だけではなくアウトドアや旅行でも使いたいので──

・折りたたみ(Folding)
・偏光レンズ(Polarized)
・レンズ幅54mm(Big Wayfarer)

のモデルが欲しい。「RB4105 601/58」という品番がそれにあたるみたいなんですが、ビッグ・ウェイファーラーとなると日本に輸入されている数が少なく、安いお店では軒並み売り切れ。定価とおぼしき2万円台中盤でないと手に入らないのでした。

では、いっそ折りたたみは諦めて、オリジナルウェイファーラーの偏光レンズ「RB2140 901/58」でいいじゃんと割り切りかけたのですが、通常サイズのレンズ幅50mmのモデルには「アジアンフィット」という、鼻が低く掘りが浅いアジア人向けに作られたフレームが用意されているものの、レンズ幅54mmのビッグサイズになると見当たりません。つまり──

・アジアンフィット
・偏光レンズ
・レンズ幅54mm

のウェイファーラーが存在しなさそうなのです。ちなみに通常の欧米人向けフレームと、アジアンフィットとでは何が違うかと言いますと、アジアンフィットはアジア人の低い鼻用にノーズパット(鼻あて)が厚く盛られており、さらに横から見るとテンプル(つる)に対してレンズ面が直角に付き、レンズの下端が頬に当たりにくいようになっているみたいです。品番での見分け方は、例えば「RB2140A」などとモデルナンバーの末尾にアジアンフィットを示す「A」が付いているかどうか。こりゃあ、欧米でレイバンを買ってはいけないわけですね。

もっとも、ぼくは鼻が低い方ではないし、幸いにも海外輸入のサングラスがそのままかけられたりすることもあるので、ビッグウェイファーラーの輸入モデルでもいけるかもしれません。ただ、確証はないので、海外から個人輸入して合わなかったでは困ります。

で、なんだかんだと結局アメリカのAmazon.comのマーケットプレイスで、前述したフォールディングウェイファーラーの偏光レンズ54mmを注文したんですけど、それはなぜかと言いますと、折りたたみタイプのウェイファーラーは、その機構上からかオリジナルモデルに比べ、テンプルに対してレンズが直角気味についていると知ったからです。ノーズパッドの高さは、なんとかなるさ。

お代金は、送料込みで171ドルほど。若干、円高に戻ったので1万7000円以下に収まりそうです(別途関税)。

その注文がちょうど1週間前。先ほどようやく発送されたというわけです。遅いよ! でも別に折りたたみや、偏光レンズや、ビッグサイズにこだわらなければ、普通のアジア人向けウェイファーラーなら1万円くらいで手に入ります。

関連リンク
ORIGINAL WAYFARER|Ray-Ban
WAYFARER FOLDING|Ray-Ban