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徒歩10分ていどの場所にありながら、この辺で12年以上住んでおきながら、一度も行ったことがなかった神宮球場にヤクルト×広島のナイターを観に行ってみました。というか、スポーツ観戦には全然興味がないので、つば九郎に会いに行ったというのが正しいかもしれません。
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いつも素通りする神宮球場の17時半。暑い。
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外野自由席1500円也。ビール半額デーだからか、外野席はほぼ埋まっている。
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もっと早めに行けばつば九郎にも会えるみたいなんですけどね。
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徐々に暮れなずんで、18時ゲームスタート。
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けっこう食べちゃったけど、宮崎鶏鉄板焼き500円。おいしい。
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ゲームそっちのけでつば九郎グッズに目がゆく。
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隣の人が席を立った隙にツーショット。防御ターンの時、応援しないのね。
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日も暮れて少し涼しくなったけど、攻撃ターンの時はみんな立つのでクソ暑い。
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7月なので5回裏が終わると花火です…が全然見えない!
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その代わり、花火を鑑賞するつば九郎ご一行様が見られて良かったです。
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常連は、ビールの売り子さんを名前で呼んでたりしてカルチャーショック。
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そもそも、各選手に応援歌があって、それをみんなが熱唱してることじたい衝撃的。
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そして、つば九郎が手に持っているのは何ですかこれ?
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ともあれ、ゲームは11対9でスワローズが勝ちました。良かった。長かった。
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動きが機敏すぎてちょっと引いてしまう燕太郎。
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記念撮影を仕切るつば九郎。やり手。
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試合後も見どころがたくさんあって帰れない。

それにしても、うちの近所でこんなことが夜な夜な繰り広げられていたかと思うと変な気分です。最初のうちはちょっと圧倒されたというか、自分の知らない宗教団体の儀式に紛れ込んじゃったみたいな感じで、でも次第にみんな楽しそうに観戦してて、きっとコンサートの比じゃないくらい一体感があって、夕焼けの空とか、生ビールとか、球場フードとか、チアリーディングとか、電光掲示板とか、応援グッズとか、顔見知りのファン同士とか、そういうプロ野球観戦にまつわるマテリアルに子どもの頃からどっぷり浸かっていると、そりゃあ田沢さんみたいになるんだろうなと思いました。

で、下世話なレベルで面白かったのが、ビールの売り子とそれを口説こうとする観客の攻防です。「こないだいただいた連絡先の紙を制服と一緒に洗っちゃってー、連絡できなかったんです。ごめんなさい」に始まり、「最近LINEやってるから、このIDで検索して」と返し、「はい、でも今日すごく忙しいからIDを忘れちゃうかもしれないけど、そうしたらごめんなさい」と事実上の拒否する予防線を張っておくなど、試合開始前から心がヒリヒリするドラマが繰り広げられておりました。これも野球観戦の醍醐味なんでしょうね!

ともあれ、ゲームも面白かったんですけど、9回って長いですね。集中力が続かないです。でも、ほぼ5時間みっちり楽しんで1500円は安いとも言えなくもない。攻撃ターンの時にスマホをイジってると、熱心なおっさんのファンに怒られますけど(笑)、そうした濃いコミュニケーションも新鮮だなと。去年一度一緒に行こうと話していた藤井さんには無理だとも思いましたけど。

ちなみにこのエントリのカテゴリは「音楽とフェス」にしたんですが、なんか雰囲気がフェスっぽかったから。そして、音楽なのは、やはりみんなが応援歌を熱唱しているから(なぜ最後は『浪漫飛行』なんだぜ?)。

以上です。またつば九郎に会いに行きたいと思います。

関連リンク
東京ヤクルトスワローズ
つば九郎 ひとこと日記