噂によると9月4日にもソニーが発表するであろうと言われている、スマホ寄生カメラ「Smart Shot DSC-QX100」と「DSC-QX10」。上位モデルはCyber-Shot RX100M2から液晶モニターとUIをぶっこ抜いたような高スペックだそうで、最近TG-2のおかげでむしろRX100の良さを再認識しているぼくとしても気になる存在なんですが、「これ本当に使うのかな?」っていう疑念がムクムクわき起こっています。
何より気になるのは、撮影スタンバイまでにかかる手間と時間です。iPhoneの外付けレンズを一度でも買って使ったことがある人ならわかると思うんですが、「あ、写真撮りたい」と思ってからレンズを取り付ける作業ってけっこう面倒くさいんですよ。
魚眼、広角、マクロ、望遠などの外付けレンズなら物理的にレンズをiPhoneにくっつけてしまえばおしまいですが、Smart Shotの場合は液晶モニターとUIをスマホに依存しているので、両機をペアリングさせなくてはいけません。これにはWi-FiかNFCを使うようなのですが、NFCは使ったことがないのでよくわかりませんが、Wi-Fiでの機器認識は間違いなくもたつきますよね。
とすると、「写真を撮りたい」と思ってから──
1.バッグからSmart Shotを探す
2.スマホに取り付ける
3.スマホアプリを起動
4.スマホ側にSmart Shotを認識させる
5.撮影設定をイジくる
6.撮影OK
ってことになりませんか(3.と4.の順番は入れ替わるかもしれませんけど)。あとそうだ、スマホとは別にSmart Shot側のバッテリー管理も配慮しなくちゃならないんですよ?
コンセプトとしてはすごく面白いし、使ってみたくもあるし、キヤノンPower Shot N同様にスマホ時代におけるデジカメメーカーのシノギ方のひとつであると思うんですが、「スマホカメラで撮るみたいにお手軽」「コンデジで撮るみたいにクイック起動」くらいのアドバンテージがないと、「最初は面白いけどだんだん使わなくなる」ガジェットの典型になると思うのですよ。
Wi-Fi/NFCでの連携がワンタッチといいますが、それがどこまで便利なのかがキモでしょう。個人的にはiPhoneならLightningコネクタに常時接続して、物理的に繋がっている、Cyber-Shot型のiPhoneケース──見え方としては「Cybe-Shotの背面部分がiPhoneになってる」くらい、スマホのあらゆる機能(バッテリーも含めて)をハックしないと不便なんじゃないかなあと考えます。
ただ、面白そうなのは、Smart Shotとスマホを物理的にドッキングさせず、アクションカム(芸人カメラ)的に外付けレンズとして使う使い方。本体には三脚取り付け穴もあるみたいなので、自分撮りや物撮り、バルブ撮影などで使えそうです。デカいからアレですが、バッグに仕込んで操作は手元のスマホで…てな具合に盗撮にも悪用されそうな予感もします。
そういうわけでここ最近のぼくは、あらためてRX100を使いつつ、α Eマウントのレンズでも揃えていこうかなと考えています。TG-2? あれは登山やツーリングでの豪雨時専用と、超マクロ用ですかね…。
関連リンク
・ソニー『レンズカメラ』QX10・QX100 マニュアル流出? 三脚穴も搭載|Engadget
魚眼、広角、マクロ、望遠などの外付けレンズなら物理的にレンズをiPhoneにくっつけてしまえばおしまいですが、Smart Shotの場合は液晶モニターとUIをスマホに依存しているので、両機をペアリングさせなくてはいけません。これにはWi-FiかNFCを使うようなのですが、NFCは使ったことがないのでよくわかりませんが、Wi-Fiでの機器認識は間違いなくもたつきますよね。
とすると、「写真を撮りたい」と思ってから──
1.バッグからSmart Shotを探す
2.スマホに取り付ける
3.スマホアプリを起動
4.スマホ側にSmart Shotを認識させる
5.撮影設定をイジくる
6.撮影OK
ってことになりませんか(3.と4.の順番は入れ替わるかもしれませんけど)。あとそうだ、スマホとは別にSmart Shot側のバッテリー管理も配慮しなくちゃならないんですよ?
コンセプトとしてはすごく面白いし、使ってみたくもあるし、キヤノンPower Shot N同様にスマホ時代におけるデジカメメーカーのシノギ方のひとつであると思うんですが、「スマホカメラで撮るみたいにお手軽」「コンデジで撮るみたいにクイック起動」くらいのアドバンテージがないと、「最初は面白いけどだんだん使わなくなる」ガジェットの典型になると思うのですよ。
Wi-Fi/NFCでの連携がワンタッチといいますが、それがどこまで便利なのかがキモでしょう。個人的にはiPhoneならLightningコネクタに常時接続して、物理的に繋がっている、Cyber-Shot型のiPhoneケース──見え方としては「Cybe-Shotの背面部分がiPhoneになってる」くらい、スマホのあらゆる機能(バッテリーも含めて)をハックしないと不便なんじゃないかなあと考えます。
ただ、面白そうなのは、Smart Shotとスマホを物理的にドッキングさせず、アクションカム(芸人カメラ)的に外付けレンズとして使う使い方。本体には三脚取り付け穴もあるみたいなので、自分撮りや物撮り、バルブ撮影などで使えそうです。デカいからアレですが、バッグに仕込んで操作は手元のスマホで…てな具合に盗撮にも悪用されそうな予感もします。
そういうわけでここ最近のぼくは、あらためてRX100を使いつつ、α Eマウントのレンズでも揃えていこうかなと考えています。TG-2? あれは登山やツーリングでの豪雨時専用と、超マクロ用ですかね…。
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