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どうも買う気が起こらない」と言っていたiPhone用のバッテリーケースですが、結局注文してしまいましてね。マレーシア・サバ州の旅に持って行ったんですが──デザインを除き──これが思いのほか良かったんですよ。
まず、何が良かったかって言うと、耐衝撃性です。旅行中はいつもより注意散漫なので、ついうっかりiPhoneを落としてしまうのです。実際現地で何度か落としたのですが、ケースを装着していたおかげで買ったばかりのiPhone5sが無傷でした。

で、当然バッテリーを内蔵しているので電池が切れかけた時は充電できます。しかし今回プリペイドSIMカードを突っ込んで使っていたのは海外SIMフリーのiPad mini。iPhoneはあくまでWi-Fi子機としてたまに使うていどなので、あまりバッテリーを消耗しませんでしたが、予備バッテリーを常に携行しているのは精神衛生上よろしい具合でした。

あと、これが意外と重要なのですが、juice packを装着していると一般的なmicro USBコネクタでも充電できるというのが便利です。iPhoneが高級品である海外ではLightningケーブルを探すのも一苦労。micro USBならAndroidに採用されているので、どこでも充電させてもらえます。

他には、もっとも安いheliumならではのメリットですが、電源やボリュームなどの各種ボタンが奥まった位置にレイアウトされているので、ポケットやバッグに入れている時の誤作動が少ななかったというのも挙げられます。特にカメラレンズを指で触れにくくなったのは嬉しいポイントかもしれません。

見た目は、もはやパイオニアかシャープのスマホみたいでアレですが、カモフラージュ効果でセキュリティレベルがアップするかと思えば納得。懸念されたイヤホンジャックとLightningケーブルによる同期も、最悪本体下部を取り外せばいいのです。

さらにぼくはマレーシアの旅行中、いざという時のためにケースとiPhoneの間に1万円札を挟んでおきました。まとめると──

・バッテリー長持ち
・micro USBで充電可能
・耐衝撃性能がそこそこ期待できる
・誤動作が少ない
・レンズが汚れにくい
・盗難被害に遭いにくい
・お金を隠しておける
・背面のラウンド形状が持ちやすい

と良いことだらけですね。ダサいけど、オススメです。ぼくはこれに指すべりの良い液晶保護フィルムを貼って完成型に近づけようかと企んでいます。

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