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かれこれ3カ月も前の話になりつつありますが、2013年11月2日から4日まで、2泊3日で出かけてきたマレーシアはボルネオ島のサバ州にある、東南アジア最高峰のひとつ世界遺産キナバル山(4095m)の登頂記にいよいよ取りかかりたいと思います。ちなみにマレーシア滞在7日目。登山隊のメンバーはミニくまちゃん、コタキナコちゃん(チンパンオランウータン)、新メンバーのテングザル男です。しかし「登頂記」とか「登山隊」とか仰々しい表現を用いておりますが、ガイドもポーターもいらっしゃる何様トレッキングです。
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たった1日の滞在が惜しいステラハーバーリゾートとお別れ。
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サバ州政府観光局のコタキナコちゃんと合流して朝ご飯です。
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ナシゴレンオムライス。見た目ほど味は濃くないです。むしろケチャップが甘い。
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ナシアヤム。ナシは飯だから、チキンライスってことかしら。
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ミニバン内で爆睡していたら、1時間半ほどでキナバル公園ビジターセンターに到着。
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入園パスを受け取り、自分で担ぐ荷物とポーターにお願いする荷物、置いてく荷物を仕分け。
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センターから登山口までは4.5kmあるのでミニバン移動。ポーターは先に発ちます。
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一般的なキナバル登山口のティンポホンゲート。ここまでなら観光客も来られます。
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キナバル山岳マラソン2012の結果。山頂まで往復して2時間強? 日本人もいる…。
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ちなみに、我々の本日の予定は6km先にあるラバン・ラタまで。
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なんだかんだで出発は11時になりました。
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キナバル山の固有種だというキナバルバルサム。
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テングザル男御一行様。今さらですがキナバル山は入山制限があり1日180人しか登れません。
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1km手前地点にある最初の休憩所。カンディス避難小屋。トイレと水場があります。
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500m刻みで道標があるので、励みになるような、逆に疲れるような。
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500mも歩かぬうちにウバー避難小屋。小学生が大勢下山してくる。
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避難小屋の屋根裏にはちゃんと担架も用意されています。
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しかし一気に天気は下り坂。小雨がぽつりぽつり。
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首飾りのようなカタチをしたネックレス蘭。
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出発から1時間20分で2km地点です。ペースが落ちることを考えると何時間かかるのか。
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考えても仕方ないのでロウィー避難小屋でランチ。海外にありがちな雑なお弁当です。
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そのお弁当の食べカスを狙ってリスが寄ってきます。台湾リスに似てますね。
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ちょっとおすそ分け。
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おなかもいっぱいになったし、あらためて出発。
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3kmt地点通過。奥にいるのはベテランガイドのモーリスです。ガイドがいないと入山不可です。
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しかしマレーシア人スタッフの足下はみなこんな感じ。通称“カンポン・アディダス”。
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田舎のアディダス。これがもっともキナバル山で“すべらない”のだとか。1足数百円。
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メンペニング避難小屋。ヴィア・フェラータを体験してきた日本人と情報交換する。
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雨が降ってきたのでNEX-5Nの出番が減ってきました。
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植生的にはまだまだ亜熱帯という雰囲気。徐々に高山帯へと変化していくそうです。
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別ルートの分岐点ちょい手前のラヤンラヤンで、ポーターに背負われ下山する女性。
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確か1kmあたり1万円だったような。つまりラバン・ラタから登山口までなら約6万円。

というわけで、その1はここまで。約4km地点で14時半です。あとたったの2kmなのですが、ガイドのジェリーいわく「この後がしんどい」とのこと。果たしてそれはどんな道のりなのか? 次回に続きます。

で、一応おさらいしておきますと──
・キナバル登山には入山許可が必要
 (1日180名なので繁忙期には要予約)
・ガイドの同伴と傷害保険の加入も義務づけられている
・ポーターに荷物を担いでもらうと片道10RM/kg
 (ミニマムは10kgからなので、約3100円から)
・ラバン・ラタの宿も要予約
 (ここのキャパが1日180名なのれす)

という感じで、なおかつコタキナバルから登山口までの移動も考えると、日本かコタキナバルの旅行代理店でブッキングしてもらった方が無難だと思われます。より詳しい情報は、リンクの「初心者の登山とキャンプ入門」さんがうまくまとまっているのでご覧くださいませ。

つづく

関連リンク
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Borneo Trails Tours
キナバル山登山の手続・料金・行程 / 初心者の登山とキャンプ入門