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マレーシアはボルネオ島のサバ州にある、東南アジア最高峰のひとつ世界遺産キナバル山(4095m)の登山記録その2でございます。前回は登山口ティンポホンゲートから約4km地点までをお届けしましたが、引き続き目的地ラバン・ラタを目指します。1日目の移動距離は6kmなので、残るは2kmのみながら、ここから登りが急になり、岩稜地帯もやや増えます。
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前回のラヤンラヤン小屋にほど近い分岐点。もうひとつの登山口からの合流地点です。
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キナバル登山の目玉のひとつ、巨大ウツボカズラをハケーン。腕入れると溶けちゃうよ!
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今回から投入してみた行動食のナルゲンボトル入れ。中身はでん六の「味のこだわり」。
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4.5km地点。話を聞く限り、ジェリーは年間20回以上はキナバル山に登っている模様。
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大きさ比較その2。エベレスト街道でぶっ壊れたキーンのタージーとは別モノです。
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雨が降り、霧もたちこめ、妖怪人間ベム的な背景になる登山路。
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少しだけ岩場。確かに急峻になっては来るものの、日本の山に登り慣れていれば楽かも。
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たんぽぽが咲いてますね。
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ヴィロサ避難小屋。キナバル山固有種のウツボカズラの名前にもなってますね。
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マレーシア観光年のマスコットにもなってるテングザルですがキナバルにはいません。
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5km地点で約3000m。レンズについた水滴が雨の強さを物語っております。
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ふわふわの毛玉みたいなお花(おなまえ問合せ中→マクロステビア・フタバムグラ。アカネ科)。
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日本のテレビ番組で何度もガイドを務めたモーリスの雨具は傘。
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おそらくパピローサ・セロジネ的なお花。
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最後の休憩スポット、パカ避難小屋。11時に出発して、すでに16時半です。
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これまた妖怪人間ベム的なおどろおどろしい植生。素晴らしい。
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街頭が見えてきたら、キナバル山頂アタックの前泊地ラバン・ラタの入り口です。
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霧の立ち込む森の奥深く、白くそびえる謎の建物。17時半。
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ここが目的地ステラ・サンクチュアリ・ロッジです。そう、あのステラグループ
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ラバン・ラタにはロッジが散在してるのですが、食事は全部ここで摂るのだそうです。
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お菓子からジュース、アルコールまで何でも売ってます。缶ビールが750円ほど。
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4人部屋。共同シャワーがありますが冷水で、日本人には無理。各部屋にコンセントあり。
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晩ご飯の前に、ヴィア・フェラータの説明会へ。下に見えるがステラ。
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ロッジ周辺はガスってますが少し登ると抜けました。しかし上にも別のロッジが…。
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ヴィア・フェラータの事務所。ほんらい説明会は15時半からなんだけど特別に開催。
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「あー、これがルートでねー」と説明してくれるインストラクターのジェームス。
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パッと外に目をやるととんでもない夕焼け! 説明もそこそこに撮影に飛び出す。
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外の夕焼けにそわそわしながら、ハーネスを装着する練習。少し身が引き締まる。
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ロープで繋いで一蓮托生モードへ。まだ実感がわかない。
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最後に「何があってもしょうがないね」とサインしてガイダンス終了。
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ヴィア・フェラータの開発には平山ユージも関わっているみたい。太ったなあ。
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しかし慌てて撮影したので良い写真があまりなかったぜ、夕焼け。
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食事は常にバイキング。ステラに泊まらないと食事だけでも一苦労です。
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おなじみの野菜炒めやお肉、焼きそばなど。あっさりしたスープがおいしい。

翌朝は2時起きなので、さっさと寝ました。

6kmを6時間半もかけて登ったので、つらさはまったくありませんでした。しかし今回はたまたまヴィア・フェラータの説明会を融通してもらえましたが、通常は15時半からなので、そこに間に合わせるためには、もっと速いペースで登るか、早い時間に出発しなくてはいけません。もちろん、ヴィア・フェラータをやらなければ、この限りではありませんが。

あと、ステラの宿泊費は高いのですが(暖房なしのドミトリーで540RM=約1万6000円!)、ラバン・ラタのどのロッジで宿泊しても食事はステラになるので、せめて近場のロッジを予約するのをオススメします。最悪の場合、すんごい山の上に泊まって食事のたびに下山してくるというハメになりますゆえ。

というわけで次回、いよいよ山頂を目指します。

つづく。

関連リンク
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Borneo Trails Tours
キナバル山登山の手続・料金・行程 / 初心者の登山とキャンプ入門
www.mysabah.com/download/mt-kinabalu-laban-rata-room-rates.pdf