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昨夜、おかんから「スマホにかたちが似ていて、より高機能なものを何と言いますか?」というトンチクイズを食らった熊山です。ところで先日、香港のeXpansysから届いたiPad mini Retina Wi-Fi+Cellular 128GBに凹みがあったとのエントリをしたためましたが、結局返品・交換せずに使い続けることにしました。なぜなら、(送料は着払いで良いものの)交換品に対して再び消費税と関税を支払わなければいけないからです。その額、2500円。今から売却することを考えるのはナンセンスではありますが、買い取り相場を調べてみると凹み1カ所につきマイナス1500円で査定されます。コスト的に見合いませんし(交換の場合は、関税・消費税は二度払いしなくても良いとのこと。返品だけの場合、消費税が返還されない)2週間近く待たされる時間的損失もあります。また、先代と同じくラフに使ううち背面パネルが傷だらけになるものでもあるので、「ま、いっか」という結論に達したのです。

初代iPad miniの調子がおかしい


iPad mini Retinaに乗り換えてまず感じたことは、液晶ディスプレイの緻密さもさることながら、高速処理の気持ち良さでした。というか、初代iPad miniがもっさりすぎるのです。デビューしたばかりのiPhone5sですら、日本語入力が遅延したり、アプリが落ちたり、と不具合が多発しているので、iOS7のメモリ管理の悪さによるところが大きいのかもしれません。

処理速度の遅さくらい少々我慢しろという話でもありますし、3月にリリースされるiOS7.1でこれらの不具合が改良される可能性もあるのですが、それ以前に初代iPad miniセルラー版、とりわけau版は同社のLTEネットワークに完全には対応していないので、新型に買い換えるメリットは十分にあります。実際に、au SIMを突っ込み使ってみると、これまで圏外になっていた場所でもLTEに繋がるようになりました。

で、やっぱりと言いますか、Retinaディスプレイによる高精細な表示を一度でも味わってしまうと元には戻れないんですよね。とにかくフォントが目に優しく、ウェブサイトや地図も見やすく、写真や動画、自炊した書籍が再び蘇ります。

かようなわけで、初代iPad miniユーザーでもRetinaに乗り換えるメリットは大いにあります。容量128GBまで必要かどうかは使い方によりますが、写真も音楽も動画も電子書籍も満載できるので、中途半端な64GBを買うよりはベターかと思われます。

起動しなくなったMacBook Pro Retina


もうひとつ、昨年末に購入したMacBook Air 13インチですが、その後順調に使用しておりまして、いまや自宅のMac(iMac 27インチ、MacBook Pro 13インチ、MacBook Pro Retina 15インチ)の中で、もっともヘビーユースするモデルとなりました。

AllAboutでも指摘した通り、軽くてバッテリーが長持ちなのが最大の美点です。

ところでiMacは写真や音楽の母艦なのでHDD起動の遅さに我慢しながらなくなく利用していますが、MBPRの方はMBA購入以後、完全に使わなくなってしまいました。以前も書きましたが、もったいないのでiMacの代わりに母艦にしようと思っているものの、引っ越しが面倒そうなので放置しています。もっとも理想的にはiMacがサクサク動けばいいのですが、こればっかりは内蔵HDDをSSDにでも換装しないと無理っぽい。そもそもThunderboltもUSB3.0も搭載していないモデルなので、延命効果も限定的です。

iMacは大画面ですしストレージ容量もあるので、母艦や仕事用としては最適な一台ではあるのですが、27インチはボトムラインで19万円もしますし(もっともMBPR 15インチは最低20万円以上するんですけど)、大仰ゆえ修理や買い換えの作業が手間なので、やっぱりMacBookを選んで、大画面は外部ディスプレイに任せるのがスマートかもしれません。

というわけで、iPad mini RetinaとMacBook Air 13インチは買って損ないよ!というお話でした。

なお、トンチクイズの答えは「Android」でした。おかんの中ではiPhoneとスマホの区別がうまくついていないようです。