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「黒部と槍に登って来たよ」とエントリしたいところですが、今日は恵比寿の東京都写真美術館へ『冠松次郎と穂苅三寿雄 黒部と槍』を観に行って来ました。5月6日までの開催なもんで。
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こちらは冠松の『剱の大滝を囲む大岩壁』。100年前にタイムスリップ登山。
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今度は剱・立山・黒部方面に行きたいなー。
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モノクロばかりでアレなので、カラフルなお花畑を。

まだ北アルプスが秘境で、ルートや山小屋がほとんど整備されていなかった大正・昭和初期に、バカでかいカメラを担いで歩きまわった両氏。その頃に比べれば登山用品はより軽く、より快適になっているはずで、ミラーレスごときで「重い」なんて言ってたら罰が当たりますね。

この展示に関連して同美術館では古今東西の山岳映画を上映しておりまして、その中で『ヒマラヤ 運命の山』が観たくなったのですが、スケジュールあわないだろうなあと思いながら帰宅してテレビをつけたら突然その作品がオンエアされてて、おそろしいほどのセレンディピティに今年の運を使い切った気分です。

そして、これまたろくな装備も持たず単独で8000m超のナンガ・パルバートに登頂しちゃうラインホルト・メスナーの体力にもおののきました。体力があれば何でもできるってことですね。

でね、実はキナバル山から一切山に登っていないんですよ。アイゼン買ったのに使わずじまいで、ちゃんと山に登れるのか不安なゴールデンウィークです(予定なし)。

関連リンク
東京都写真美術館
ヒマラヤ 運命の山 - Yahoo!映画