
トップ写真と本記事は直接関係がありません。なお、トップ写真の出典は、5月1日夜に秋葉原の私設図書館「シャッツキステ」で開催されたトークイベント『SR夜話』での藤井直敬さんです。togetterでまとめられたものはこちら。入店直後は、図書館だけに神妙な雰囲気に気圧されていた藤井さんでしたが、結果トーク開始30分前までに満席になるわ、トーク内容に対していちいちオーディエンスが反応してくれるわで、「ここはアウェイじゃなくてホームだった」と考えをあらためたようです。段ボールHMDはやはり秋葉原から広がるのかもしれませんね。

で、ここからが本題です。
先日、ライターの佐々木正孝さんと某広告代理店の制作スタッフさんたちが、テレビで大活躍中の脳科学者S氏に取材をされました。その取材の流れで出てきたのが「鏡で自分の顔を見るほど人は自尊感、落ち着きを担保できる」という脳科学の知見。ならば、と「ミニくまちゃんをブログにアップする旅行記アクティビティが脳にもたらす影響について」聞いていただいたのだそうです。
それに対するコメントが、
「ミラーニューロンの観点から、それは興味深い。脳にはすごくいいでしょう。そして自尊的にも効果があると思われる」
つまり、かみ砕いて言いますと──自分に似せたアバターぬいぐるみを撮影してブログで発信すると、心が落ち着く、あるいは自分には価値があると思い込める、ということでしょうか。自分のことですから、あえてひどい表現を用いると、大したスキルも稼ぎもないFラン大卒の金髪豚オヤジが、イヤーワックスのような人生に意味を持たせるひとつの手段になる、と言えましょう。
ホンマでっか!?
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