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先週水曜に告知しました、下北沢B&Bでのトークイベント「ディグラム木原×恋愛ライター熊山准『ミニくまちゃんとディグラムデータで語る“女のモテ”とはなんなのか?」。ご報告が遅れてしまいましたが、無事にイベントを終えることができました。日曜日の陰鬱な時間帯にわざわざお越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
そもそもディグラムとは何ぞや?という話ですが、これは電通やmixiでマーケティングを担当していた、生粋のデータマン・木原誠太郎氏が、心理テストの「エゴグラム」と統計学を組み合わせて開発した、性格分析データベースなのだそうです。

「ディグラム診断」でフィードバックする情報は、アンケート調査で取得した23万人。述べ3000項目を超えるデータベースから得られる数値情報を客観的に分析した結果となります。

ディグラム診断プログラムは、心療内科医や臨床心理士などの間では、非常に有名な心理テスト「エゴグラム」をベースとし、 数万人規模のアンケート調査(定量調査)や、1000ケースを超える対面による心理テスト診断(実証実験)から、改良を重ね独自に開発したものです。

「波形タイプ」はその時の気分や周りの環境によって変化していきます。

診断では20の質問に答えると、「CP(父性的な厳しさ)」「FP(母性的な優しさ)」「A(論理性)」「FC(自由奔放さ)」「AC(他人との協調性)」という5つの軸からなる、性格の波形ができあがり、結果27の基本波形のいずれかに分類されます。

例えば、ぼくならAボトム型とU1型の混合波形。「こだわり派でちょっと人見知り、いろんな人格を持っている可能性が高いです。少しストレスがたまりやすく、長期的に物事を捉えるよりも、来た球を打つ直感的なタイプです。恋愛も熱しやすく、突然冷めるようです」となかなか当たっています。

公式サイトでは無料で診断もできるそうなので興味のある方は試してみてください。
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その27の性格波形の診断とは別に、ディグラム・ラボでは膨大なアンケート調査をおこなっていて、それらをクロス集計することで、「焼き肉屋で最初にタンを注文する女はモテる!」「映画のエンドロールを最後まで見ない女は離婚しやすい」「カレーのルーとライスを混ぜて食べる男は浮気する」といった一見して因果関係は謎ながら、しかし統計的に優位な傾向が見て取れるのだそうです。

写真の奥ではからずもエクセルデータが顔にプロジェクションマッピングされているのが、木原氏ですね。

イベントは、木原氏が統計データの中から「女のモテ」に関する優位性のある意外なデータをクイズ形式で披露しつつ、ぼくがその因果関係を個人的な恋愛フィールドワークの経験から読み解く、という流れで進行しました。その結果、どういった性格波形の女性がモテるのか、モテても不幸なタイプなどについても言及されたり、参加者の診断結果から個人的な恋愛相談まで行うなど、濃密な2時間となりました。

もっとも突然決まったイベントで告知期間が短かっただけに、参加者は業界関係者やディグラムファンが多く、木原さんとはまったくの初対面のぼくが実は「唯一のお客さん」だったようです。そしてKUMAYAMA.com読者が誰一人としていらっしゃらないという、あまりのロイヤリティの低さに、目下「AC(自信の低さを表すステータスでもある)」が爆上げ中でっす。
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ともあれ、もっと集客力をアップする=モテるためにも、「冷凍庫にハーゲンダッツを常備し」「無洗米を買い」「寿司屋では一番最初にマグロを頼み」「朝シャワーを浴び」「部屋をモノトーンで統一し」「ダウニーを使い」「『もしドラ』を読み」「ハーブを育て」「つぎあて靴下を履き」「マイ箸を携行し」「ヒートテックを毎年買おう」と思います。一方で「グレーのパーカーはやめ」「家にカップ麺を常備するのをやめ」「辛いモノを控え」「一杯目でビールを頼まず」「居酒屋で刺身を頼まず」「信号を慌てて渡らず」「折りたたみ財布をやめ」「斜めがけバッグもやめ」「好きな洋服を色違いで買うのをやめ」ないといけませんね。

いったいそれはなぜなんだぜ?

その心は『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!』に書かれてありますので、ご覧くださいませ。

関連リンク
木原誠太郎のディグラム診断
B&B