いつも山に登ってそうな雰囲気を醸し出しながら、今週出かける剱岳で、実にキナバル以来8カ月ぶりという平地登山者の熊山です。今冬はアイゼン買っておきながら一切出番がありませんでしたしね。なので今後はなるべく登ろう、と自身に気合いを入れるために新しい寝袋を買いました。モンベルの「ダウンハガー900 #3」です。お値段4万1500円(税抜)。たっか!
いやしかし、アウトドア界のユニクロ的存在であるモンベルだから、900フィルパワーの超高品質ダウンがこの程度のプライスで済んだという話もあります。重量だって、たったの540g。現在使っている「アルパインダウンハガー800 #2」からすると190gもの軽量化です。暖かさは段違いですけども。
とにかく、4万円台半ばはむしろリーズナブルなのです。
山小屋1泊が素泊まり5000円として、えーっと、9回ほど使えば元は取れます。そういや、昨年買ったテントも泊数と人数で割ればのべ10回は使ったのでもう償却いたしました。
でも、登山ってつくづくお金がかかるなと思うのです。
三種の神器といわれる靴(2〜3万円)、レインウエア(2〜3万円)、ザック(1〜2万円)をはじめ、バーナーやトレッキングポール、アクセサリー類をちょいちょい買ってると、すぐ10万円コースです。最初や低山で良いとして、だんだん高山に興味を持ってくると、都内から登山口まで片道1万円弱。山小屋は1泊5000〜1万円なので、日数に応じて数万円が飛んでゆきます。じゃあ山小屋分だけでも節約しようとテント泊を考え出したら、寝袋やテント、マット、ザックの新調とこれまた10万円コースです。
本当、森林限界に上がってきているメンツは「選ばれし者達」という感じがします。フジロックの客と同じで。
それだけお金をかけているのに、繁忙期は山小屋で知らないおっさんと1枚の煎餅布団をシェアするという苦渋を飲まされますからね。ばかりか命だって落としかねません。
あらためて考えるとすごいですね。でもお金をかける苦行だからこそ、山に遊びに行ってるのに周囲には遊んでいる感をあまり与えないという点が、趣味として最高のイメージなのではないかと思われます。「この時期は山ですか? しょうがないなあ」みたいな。釣りやサーフィンだと「このクソ忙しい時期に休みやがって!」となりますもんね。
でもなるべくお金をかけない方向で考えたいなー、と思いつつ、最近は普段着でも「街でも、山でも、旅でも着られるなら多少高くてもいいんじゃない?」という屁理屈で、アウトドアウェアを積極的に買っている始末です。
と言いつつ極力お金をかけない貧乏登山というか、清貧登山の道も追求してみたいんですけどね。ウルトラライトハイキングの次は、ウルトラエコノミーハイキングなんじゃないかと思います。そしたら登山雑誌がバッタバッタと休刊しそうですが。
関連リンク
・モンベル | オンラインショップ | ダウンハガー900 #3
とにかく、4万円台半ばはむしろリーズナブルなのです。
山小屋1泊が素泊まり5000円として、えーっと、9回ほど使えば元は取れます。そういや、昨年買ったテントも泊数と人数で割ればのべ10回は使ったのでもう償却いたしました。
でも、登山ってつくづくお金がかかるなと思うのです。
三種の神器といわれる靴(2〜3万円)、レインウエア(2〜3万円)、ザック(1〜2万円)をはじめ、バーナーやトレッキングポール、アクセサリー類をちょいちょい買ってると、すぐ10万円コースです。最初や低山で良いとして、だんだん高山に興味を持ってくると、都内から登山口まで片道1万円弱。山小屋は1泊5000〜1万円なので、日数に応じて数万円が飛んでゆきます。じゃあ山小屋分だけでも節約しようとテント泊を考え出したら、寝袋やテント、マット、ザックの新調とこれまた10万円コースです。
本当、森林限界に上がってきているメンツは「選ばれし者達」という感じがします。フジロックの客と同じで。
それだけお金をかけているのに、繁忙期は山小屋で知らないおっさんと1枚の煎餅布団をシェアするという苦渋を飲まされますからね。ばかりか命だって落としかねません。
あらためて考えるとすごいですね。でもお金をかける苦行だからこそ、山に遊びに行ってるのに周囲には遊んでいる感をあまり与えないという点が、趣味として最高のイメージなのではないかと思われます。「この時期は山ですか? しょうがないなあ」みたいな。釣りやサーフィンだと「このクソ忙しい時期に休みやがって!」となりますもんね。
でもなるべくお金をかけない方向で考えたいなー、と思いつつ、最近は普段着でも「街でも、山でも、旅でも着られるなら多少高くてもいいんじゃない?」という屁理屈で、アウトドアウェアを積極的に買っている始末です。
と言いつつ極力お金をかけない貧乏登山というか、清貧登山の道も追求してみたいんですけどね。ウルトラライトハイキングの次は、ウルトラエコノミーハイキングなんじゃないかと思います。そしたら登山雑誌がバッタバッタと休刊しそうですが。
関連リンク
・モンベル | オンラインショップ | ダウンハガー900 #3