途中だった南ア南縦走の続きです。この日も天気が悪く景観がよろしくなかったのと、昨日までの疲れが溜まっていたのとで、茶臼小屋から聖平小屋まで3〜4時間ほどのショートコースとしました。それでもフル装備を担いで、雨風の中の山行はつらかった…。
テントを畳んで7時前。すでに下から歩荷風のハイカーがあがってきました。
稜線に出ても景色はよくありません。小雨ながら強風。
最盛期は終わったみたいですが、それでも雨に滴るお花がキレイです。
それにしても森林限界を行ったり来たりしますね、南ア南部は。
チューブから水が漏れてザック内がずぶ濡れ。マットを乾かしながら歩く。
上河内岳手前の竹内門に到着。ゴッホみたいな岩の模様が奇怪。
2時間ほどで上河内岳との分岐に来ましたが、視界が悪いので登頂はパス。
お楽しみはお花畑くらいですね。
これは何の花でしょうか。はて。→マツムシソウ。
10時前に南岳に到着。はよ聖平に着いて体を休ませることしか考えておりません。
ちょいちょい危険な崖パートが続きます。強風なのであおられないよう注意しつつ。
まだか、まだかと山を下りながら、11時半前。ようやく聖平に着きました…。
聖平小屋のウェルカムフルーツ（ポンチ）。かなり嬉しい。
テントでゆっくり仕事しようかなと思ったんですが、まさかの圏外。
でもトイレは水洗でめちゃくちゃキレイです。トイペの包装が可愛い。
なお、小屋から100mほどの聖平の三叉路まで行けばドコモとauがかろうじて入りました。メール送受信やネットでの調べ物のたびにそこまで行かねばなりません。ちょっと驚いたのはauは時おりLTEが入ったことです。安定はしてませんけどね。
しかしヤマケイガイドでは3時間強のところを、結局4時間半かかった茶臼小屋〜聖平小屋。南アルプスは小屋と小屋の間隔が広く、重い荷物を担いでいたり、ひとたびペースが落ちるとコースタイムを大幅に超えて予定が遅れがちです。
そんなこんなで弱気になってゆく一方の3日目でした。なかなか前に進まないわ、ネットに上手くつながらず原稿は遅れるわ、でストレスばかりが募ります。と言ってもこの行程で7本くらい原稿書いたんですけどね。
つづく。
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・hijiri
