1日で十和田市と青森市の2つのミュージアムをあわててまわったのもあって、どんどん記憶からこぼれ落ちていますがメモ的に、午後編の青森県立美術館をお送りします。しかし、新幹線の新青森駅からタクシーに乗って美術館に着いたのが閉館2時間前の15時です。
ここは、味噌カレー牛乳ラーメンの取材以来です。2008年だから6年ぶり。
アーチを描いたひさしが特徴的なエントランス。雨が降り始めました。
ob作の記念撮影スポット。
どこも美術館のトイレはだいたい真っ白か、派手ですね。
当然ながら館内は撮影禁止なので写真がありません。タカノ綾《精霊船にのって》。
雨が降ってるけど外に出ます。
奈良美智の《あおもり犬》。ここは無料で拝観可能。
お約束のデカいものに追われるやつ。
八角堂で伊藤早樹子の『イマイマスメロン』展。
現代的な風景もつげ義春タッチで起こされると、今ではない印象になる。
帰りの観光バスの時間が迫っているので、早々に退散するよ。
なんだか足元がぐらつくオブジェクト。ドミノ倒しの防波堤のごとく。
新青森駅で念願だった黒石市のつゆ焼きそば。船橋ソースラーメンの勝ち。
ちうわけで、全席指定のはやぶさで帰ります。青森はなかなかに遠い。
企画展『美少女の美術史』は9月7日に終わっちゃったので、ここで紹介しても観られないのですが、印象に残った作家で言えば松本かつぢ、前川千帆、丸尾末広、高橋成薇、和田英作でしょうか(アニメキャラや初音ミクはスルー)。名前しかメモってないので頭の中で作品とひもづいておらず、後から検索して「ああ、こんな作品だった」と確認せねばなりません。そう、高木正勝の映像作品《Bloomy Girls》も良かったです。
そして圧巻なのは、シャガールの《バレエ『アレコ』舞台背景画》。所蔵作品なのでいつでも観られるのですが、だだっぴろい展示空間といい、作品じたいのスケールといい、これだけをアトモスフィアを感じるためだけに青森県立美術館に行っても良いと思います。個人的には、十和田市現代美術館のハンス・オプ・デ・ビーク、地中美術館でいうとモネの部屋の前室、みたいなハイライトです。
とにかく時間が足りませんでした。美術館の敷地内も気持ちのよいランドスケープだし、晴れた日に1日いても良かったのではないかと思います。
関連リンク
・美少女の美術史 少女について考えるための16の事柄 | 青森県立美術館
・コレクション | 青森県立美術館
・松本かつぢ公式サイト
・前川千帆 - Google 検索
・丸尾地獄(Maruo Jigoku) | 漫画家 丸尾末広(Maruo Suehio)公式ウェブサイト
・今月の1点|Artrip Museum 大阪新美術館コレクション
・和田英作 - Google 検索