_DSC7864
「あることないこと書かんといてよ」「おまはんのブログやおとろしゅうて見れん(正解)」と常に釘を刺すおかんと本日、新国立美術館の『オルセー美術館展』に行って参りました。印象派ってあんまりピンとこないというか、基礎知識が足りないだけなんですけど、ついていくことにしました。
展覧会じたいは受動的だったため、さほど印象に残らなかったのですが、それでも──

マネ《ウナギとヒメジ》
ジャン・フランソワ・ラファエリ《ジャン=ル=ボワトゥーの家族、ブルガヌーの農民たち》
ギュスターヴ・カイユボット《床に鉋をかける人々》
オクターヴ・バンギイ・ライドン《星に導かれてブツレヘムに赴く羊飼いたち》
ウィリアム・ブグロー《ダンテとウェルギリウス》
アンリ・ポール・モット《ベリュスの婚約者》
ジュール・ルフェーヴル《真理》
アレクサンドル・カバネル《ヴィーナスの誕生》
アンリ・ファンタン=ラトゥール《花瓶のキク》
ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー《灰色と黒のアレンジメント第1番》

などの作品は良かったです。特にぐっと来たのはレアリスムコーナー。それまで絵画の題材にならなかった労働者や底辺生活にスポットを当てたレアリスムという流れは、芸術に新たな視点を加えた一方で、ゴミを金に替える錬金術(換金術?)を編みだしたという点で、ポップアートをはじめとした現代アートにつながるとんちの起源のような気もしました。そして、東陽片岡ってレアリスムなんだなと、俺ってレアリスムが好きだったんだなと思い知りました。

もちろん、覚えているものだけなので、上記作品以外にいろいろ抜けてます。本当はひとつひとつ絵を張っていきたいのですが、そこまでの甲斐性がございません!代わりに東陽片岡の著作をアホリエイトしておきますのでご覧ください。
_DSC7871
その後は東京ミッドタウンをぶらぶらし、ランチを食べ、銀座に移動して主におかんの買い物をしました。今回は「シャーペン」「秋冬登山用のジャケット」「ブルガリの香水」「iPhone6のケース」というテーマでしたが、無事にすべてのミッションをコンプリートしました。写真は買い物後、カフェでお茶している絵なのですが、買ったばかりのiPhone6のショッキングピンクのカバーがまぶしいですね。どうしておばはんはピンクとか紫が好きなのでしょうか。

iPhone5sユーザーのぼくは、いつもならiPhone6をスルーするところですが、「仕事用ガラケーとiPhoneをいい加減統合したい」「ちょうどガラケーの解約月が年末」「iPhone5sのローンは12カ月で払い終えた」「auのiPad契約も年末で解約」というさまざまな惑星直列的なタイミングもあり、「ドコモのガラケーをauのiPhone6にMNPして、現在のドコモiPhone用SIMはSIMフリーiPadに挿して使う(iPhone5sは売却)」というプランを考えています。

問題があるとしたら、なぜか香港版SIMフリーiPadにドコモSIMを挿してもデータ通信ができないってことでしょうか。そして、iPhone6なのかiPhone6Plusなのか、決めかねているところです。普通に考えたらSIMフリーのiPhone5sでいいんですけど、フォルム的には6の方が好きです。

また購入後5年を迎えるiMac 27インチも限界です。はよ、MBPR15インチに移行せねばなりませんが、面倒くさいのです。

関連リンク
オルセー美術館展 印象派の誕生 -描くことの自由-/2014年7月9日(水)~10月20日(月)/国立新美術館(東京・六本木)