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2カ月モニターでお借りしているトリシティの走行距離も早1000km超。遅ればせながら1カ月点検へと江戸川橋のピットインオートに行ってきました。店頭にずらり並んだ3色のトリシティ。個人的にはやっぱり「写真に撮りやすい」「3輪バイクであることがわかりやすい」ホワイトが良かったなあ。
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オイル交換したり、ネジの増し締めをしたり、タイヤの空気圧を見たりする1カ月点検。その間に店長さんにトリシティにまつわるお話をうかがいました。

発売前はバックオーダーを大量に抱えて、しばらく納車待ちとも聞きましたが、現在はほぼ即納可能。ただ、人気色のホワイトだけは若干時間がかかるとのことです。ピットインオートさんでの購買層はひゃくぱー中高年だそうで、ここ超都心においては大島優子効果が疑わしいところです。果たして誰をCMキャラにすればバイク人口が増えるのでしょうか。嵐なのか?

昭和を引きずるバイク屋


ちなみにモニターへのSNS投稿テーマ第7弾として「バイク屋について何か書け」というミッションがありまして、それについて考えてみますと、確かにバイク屋って敷居が高い(誤用)印象があります。あと、「所狭しとバイクが並んでいて倒しそう」「元暴走族あがりの怖いおっさんがいてバイクに詳しくないと話がついていけなさそう」「オイルくさそう」「忙しい時に行くと迷惑がられそう」などなど昭和から変わっていないイメージです。興味本位でお邪魔するにはハードルが高いのです。実際、展示車両も決して多くはないし。

個人的に、一般の人にバイク屋に気軽に寄ってもらうには、自動車ディーラーみたいに清潔なショールームや商談スペース(あるいはカフェスペース)と、整備・修理のための工場はわけた方がいいと思っています。でもそれができるのは大手資本や広い空間が確保できるところだけ。

そう考えると、せめてホンダのウェルカムプラザ青山みたいにメーカーが開かれたショールームを運営するか、ショッピングモールなどで定期的に車両展示のプロモーションを行い、興味を持った人を街のバイク屋さんに流すのが得策なのかなと思います。

モニター期間も残り1カ月


ついでに、ちょうどモニター期間の折り返し地点というところで、途中経過のインプレッションを。

・やっぱり欲しいヘルメットホルダー2個
・スマホ充電用のアクセサリソケットも欲しい
・路肩や不整地での安定性は抜群
・まるでパトカーに追われているような吸気音
・やっぱり乗りたい高速道路
・所有感がある
・移動が気軽かつ楽ちんすぎて太る
・都会の恋愛にはぴったり

最後の3つが新たに追加した項目です。なお、地元の友だちがトリシティを見て、「ミニバンでの得意先回りが面倒くさいので、これくらいのバイクがちょうどいい」「普通のスクーターだと購買欲が高まらないけどトリシティなら所有感もあるし」と、俄然トリシティを買う気になったようです。微力ながら売上げに貢献できそうです。

「デブる」と「恋愛向き」は別にトリシティに限った話ではなく原付二種に通じるのですが、ともあれトリシティが来てからというもの、ちょい乗りに対する抵抗がほとんどなくなり、確実に体重が増加してしまいました。これまでなら「あー、ハンバーガー食べたいな」と考えても「出かけるのが面倒くさいからいいや」と諦めていたんですが、原付二種があるとサクッと行って戻ってこられるのでカロリー摂取がはかどりすぎて困ります。現在所有しているシルバーウイングは逆に出すのが面倒すぎるので、最近ではその中間の150〜200ccクラスがいいのでは?と考えています。

恋愛向きと主張したいのは、なんせ都心での移動では「二人乗りOK」「渋滞知らず」「30km/h制限なし」「二段階右折いらず」「燃費よし」「終電が終わっても動ける」「二輪駐車場に比べて原付駐輪場は比較的多い(50ccまでのところも多いのですが)」と原付二種が最強の恋愛特急だからです。女の子から「今すぐ会いたい」と言われても超特急で駆けつけられる。これはスマホでは得られないアドバンテージです。ぼくが大学生なら間違いなく買います。ただし、「酒が飲めない」「雨の日はつらい」「ちゃんと停めないと駐禁が取られる」という弱点もありますけどね。

そんなこんなで残り1カ月、体重に留意しつつ三輪車生活を楽しみたいと思います。

関連リンク
TRICITY(トリシティ) - バイク・スクーター・ LMW | ヤマハ発動機株式会社
ピットインオート