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以前エントリした「8インチWindowsタブレットを買うか迷ってる」問題ですが、レノボのMIIX2 8という1年前のモデルなら、メモリ2GB・ストレージ64GBと格安タブレットの中では比較的スペックが良く、さらにOfficeも付いて2万円ちょっとなので「迷う時間が無駄」とばかりにポチっときました。本当は同社のYOGA Tablet 2の方が良かったのですが、人気なのか不具合が出ているのか納期が2月というのであきらめました。ストレージも32GBしかないしね。

iPad miniとほぼ同じ存在感


首尾良く届いた本体。厚みと高さはありますがサイズ感や重量感はiPad miniライクで、日常的に持ち歩く気になれそうです。ただ、いくらMicrosoftが積極的にタッチ操作を取り入れているとはいえ、iOSほどこなれていないうえ、アプリじたい少ないのでiPad miniの代わりにはならなさげです。

そもそも安いWindowsマシンとして買ったため問題はないのですが、iPhone6Plusみたいなファブレットを買うまではiPad miniも手放せず、最悪iPhoneとiPad miniとMIIX2 8を一緒に持ち歩くシーンも出てきそうな塩梅です。それでもMacBook Airに比べたら断然軽いんですけども。

タッチパッド付きキーボードを同時購入


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しかしノートパソコンとして使うには、キーボードとマウスも必要です。

これ以上荷物を増やしたくなかったので、今回は小さなタッチパッドが付いたバッファローのBluetoothキーボードを購入しました。フットプリントこそなかなか大きいのですが、薄くて軽くて打鍵感も上々。これにタブレットを立てかけるラッチが付いていれば完璧でしたね。

で、実際にスタバに行ってMIIX 2 8を使ってみたのですが、5年ぶりのWindowsに馴れないからか、まだ仕事用に最適化していないからか、低速なマシンパワーのせいなのか、小さすぎる画面のせいなのか──いずれにせよ、本気で仕事をするというムードにはなれませんでした。

あらためて仕事する気になる環境を考えた


一番の理由は「メールやウェブ、PDFを参照しながら原稿を書く」のが解像度の低い画面ではしんどいから。原稿を書くだけなら、iPadで資料を参照しながらポメラで執筆する組み合わせの方がよっぽど楽ちんです。そのiPadもOfficeが無料になったので、編集者からの校正を確認して修正するくらいなら手軽に行えます。写真の編集や、ゲラへの赤字入れも、最適化されたiOSアプリの方がスピーディーかもしれません。

結局──もともとの購入動機なのですが──外出先でのウェブ入稿以外の用途は今のところ見つけられません。そのためにもなるべく安いマシンを選び、ストレージも32GBではなく64GBにしておいて正解だったなと思わなくもありません。

さらに突っ込んで「仕事する気になる」には、「メモリ4GB以上のマシンパワー」「スタンバイが速いキーボード一体型」「即座にネットにつながるLTEモデル」くらいのスペックは最低限必要なんじゃないかなと思います。そしたら結局、パナソニックのレッツノートRZ4(10インチ、745g)あたりに落ち着いて、ありがとう20万円コースです。

しょうがなく買うものに20万円も出せないので、MIIX2 8をだましだまし使ってみます。それにしても早速microSDカードが呑み込まれて出てこないんですが大丈夫ですかね。

ちなみにMIIX2 8は、Amazonで頻繁にタイムセールをやっており(深夜0時から)、なおかつ1月31日まで使えるクーポンで2000円引きにすれば、だいたい2万1000円くらいで買えますよー。

関連リンク
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