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昨日から新潟県十日町市・津南町で始まった『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015』。そのメイン会場キナーレの中庭にバカでっかい蓬莱山を作っちゃった、蔡国強の大規模展覧会が横浜美術館で開催中だよ、とのことで先週行ってみました。写真は唯一撮影が可能な巨大火薬ドローイング。
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ぼくが一番楽しみにしていたのは、フライヤーにも使われている大規模展示《壁撞き》で、もちろん実物は圧巻ではあったのですが、他にもこんな作品が目白押しなのかなーと思いきや、残りは火薬ドローイングが9点ほどあっただけで、「以上終了!」なのでした。

それぞれの作品は大きくてそれなりに見応えはあるのですが、「え、これでおしまい?」っていうくらい点数が少なくて拍子抜けしました。火薬を使ったインスタレーションが多い作家なので、モノを展示するのは難しいとは思うもののもうちょっとボリュームが欲しかった気持ち。チケット代は1500円なんですけど、900円が適正。

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帰り、大慌てでタクシーに乗って大桟橋で夕焼け鑑賞。
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この雲はものすごい集中豪雨の雲だったみたいですね。
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やがて赤く染まって。
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夜のとばりが落ちました。

横浜美術館では大地の芸術祭の前売パスポートも売っていたのですが、表参道の新潟物産館ネスパスで買ってあげようと我慢したら、昨日から会期が始まったせいで当日券価格になってしまってました。たった500円の違いではあるんですが、ともあれこの日起きたできごとの悲喜こもごもは緩急激しく、きっと忘れられない日となりそうです。

関連リンク
蔡國強展:帰去来 | 横浜美術館
大地の芸術祭の里