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10月末の1週間ほど、瀬戸内と神戸のアートを巡った旅の模様です。写真は迷路の町との異名をもつ小豆島の土庄本町、西光寺ン重の塔です。当時も現地から1日目だけエントリしてたんですが、あらためて。
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旅はお台場。
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有明のフェリーターミナルから始まります。
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まるで空港のように巨大ですが、いまや就航しているのは東京〜徳島〜北九州のみ。
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土曜19時半、ゲット乗船。今回はドミトリー形式のカジュアルフェリー。
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以前は乗船料に食券が含まれていたのですが、いつのまにか自腹。人気の肉巻き握り400円。
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やっぱりこういう雑魚寝の2等船室が落ち着く。わびしい夕食。
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そうこうするうち、東京湾ゲートブリッジを通過。去年も呉さんと抜けましたな。
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で、翌朝。
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下り便は朝焼けくらいしか楽しみがありません。おすすめは上り便。夕焼けが見られる。
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13時半に徳島港着ですが、バイクが下船できるのは最後なのでご注意。
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そこから一気に移動して高松港。小豆島行きのフェリーに間に合いました。
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船上にてうどんも、まるでコシなし。うどん県民としてのプライドはないのか?
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生活の足ですな。
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岡本太郎の太陽の塔みたいな。
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トイレはオーシャンビューです。
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1年ぶりの小豆島へ。ゲット下船。
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この旅の主目的は、目の《迷路のまち〜変幻自在の路地空間》なのですよ。
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ネタバレするので割愛。結果的に越後妻有の《コインランドリー》の方が洗練されてた。
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夕焼けが見たいなあと思いつつもMeiPAMのアートを巡ることにする。
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必見は、MeiPAM03の妖怪蔵ですね。武本大志氏の作品がよい。
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タヌキかわいい。
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逆にいえば、MeiPAMにある5カ所の展示のうち、見どころはここだけかも…。
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夕焼け観賞した方がよかったなー、と後悔しつつスーパーで刺身買ってホテル泊。

東京から徳島、北九州に向かうオーシャン東九フェリーは、昔ながらのスタンダードフェリーと、全席個室ベッドのカジュアルフェリーが毎日交互に就航しており、ぼくのオススメとしては断然古き良き昭和の匂いがクンクンできるスタンダードフェリーなのですが、今回の旅は行きも帰りもカジュアルフェリーで残念でした。もっとも、この後利用することになる小豆島と神戸をつなぐジャンボフェリーがかなりオーセンティックだったのでちょっと満足。

ぼくが初めてオーシャン東九フェリーを使ったのは、未就学児の5歳頃で、いよいよこのフェリーも老朽化し、来年にはリニューアルしてしまうらしく、長年こびりついた昭和の長距離フェリー文化を味わうならば待ったなしの状況です。

高速バス網が発達し、原油価格が高止まりしている現在においては、東京から四国に上陸する場合、もはや高速バスを利用した方が、スピード的(9時間)にもコスト的にもベターな選択なのですが、それでも18時間の船旅を推したい、そんな気分なのです。

つづく

関連リンク
MeiPAM | 小豆島・迷路のまち・アートプロジェクト
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