
北穂高小屋の最終営業日を狙って出かけた山行のパート2です。トップ写真は、小屋から眺める槍ヶ岳。照明が反射して、まるで双子の月のようです。

5時半起き。

青い空から虹色が。

寒いので山頂はパスして、小屋の前からご来光を待ちます。

まだ夜の槍ヶ岳。美しい青の世界。

お、来ました。

一気にブルーとピンクのコントラスト。

富士山までくっきりんこ。

そうこうするうちに朝ご飯なのです。ご飯とみそ汁とお茶はお替わりし放題。

この素敵なラウンジも来年5月までさようなら。

槍ヶ岳方面が素晴らしくて何度も撮ってしまう。

では、さらばじゃ。小屋の人は翌日以降に下山するとのこと。

徒歩1分で北穂高岳北峰3106mへ。

大キレットがくっきり。

穂高連峰もくっきり。

さてと、下山すっか。

昨日登ってきた急登を下ります。

奈落の底まで落ちてゆくかのような。

粉雪が風に舞いたったひと晩なのにトレースが消えかけてる。

でもガシガシと下ります。

2時間あまりで涸沢へ。

キタホを見上げる。

涸沢小屋はトンカントンカン閉鎖中。でも冬場に利用する人もいるらしい。

涸沢を去ります。

涸沢でアイゼンを外しちゃったのでちょっと危ない。

でもま、難なく横尾にとうちゃく。

すでに営業は終了。何にも買えねえ。食えねえ。飲めねえ。

ま、でもトイレはまだ閉まってないので水は飲めます。

お昼前に上高地に辿り着きました。リアルワールドにカムバック。

中国人だらけで平和。

最近下山後はカツ丼と相場が決まっています。
以上です。最終営業日の翌日は、梓川沿いの小屋はどこも閉まっているので自販機すら使えません。水はどうにでもなるとして、朝小屋を出るときに行動食を買っておくとよいでしょう。それにしても、もう小屋の営業は終わっているのに、梓川を遡上する人たちが少なからずいて、きっとテントを担いでガチンコの雪山登山をするのでしょう。こわわ。
今回の反省点はやはりアルパインゲイターというかスパッツを持って来なかったことでしょうか。あんまり好きじゃないんですが、装着しないと靴下にガンガン雪が入ってくるので底冷えします。また、アイゼンを履いた足がからんでパンツが破れがちです。今回も化繊パンツに穴を空けてしまいました。これで3本目! 次こそはゲイター持って雪山に挑みます。
おしまい。
関連リンク
・北穂高小屋の公式ホームページ