DSC01265
東京湾フェリーで行く南房総の旅・秋の陣のつづきです。すでに冬の陣ですね。写真はこの時期タイの三輪タクシーで富津市内を徘徊し、子どもたちに夢と希望と笑顔をお届けしているトゥクトゥクサンタです。トナカイも後ろに乗ってるのがカワイイ。
DSC01115
話は戻って、鴨川小湊。ホテル吉夢から望む朝の鯛の浦です。さわやか。
DSC01116
吉夢さんの目の前には、日蓮の生誕の地にちなんだ誕生寺があります。面白い名前。
DSC01123
ややこしいんですが、その誕生寺の前にある遊覧船で、鯛の見学に出発。
DSC01129
日蓮が唱えたお題目を鯛が食べちゃったとのことで、ここでは鯛は神聖な生き物なのだとか。
DSC01141
ただ、この日も風が強くてですね、内浦だけぐるっとまわって退散いたします。
DSC01150
あちらが昨日泊まった吉夢ね。いつも遊覧船は外浦の弁天島まで行くのだそうです。
DSC01161
遊覧船乗り場の2階にあるミュージアムで、昔の小湊にタイムトリップ!
DSC01171
鯛みこしなども展示してございますで、これで勘弁してつかあさい。
DSC01175
鴨川市内を移動して横渚へ。なんか大仏っぽいのが見えますが。
DSC01201
ズームしたら消防署か何かの火の見やぐらでした。
DSC01179
で、横渚に来たのは鴨川の伝統工芸「萬祝染め(まいわいぞめ)」を体験するため。
DSC01183
1925年創業の鈴染で、ミニ半纏を染め染めします。
DSC01187
3代目の鈴木幸祐さんがレクチャー。
DSC01190
柄はこちらの7種類から選べます。クジラやオットセイなんか面白い。
DSC01194
みなさん神妙なおももちで作業ちう。やっぱり鯛の浦にちなんで鯛柄がいいかな。
DSC01198
こちらは完成サンプルですが、ミニくまちゃんが着るにはちょっと小さいかな。
DSC01214
ランチは和食処・藤よしにて「おらが丼」。こちらは房総三彩丼と称した海の幸てんこ盛り!
DSC01215
満腹になったところで亀田酒造・寿萬亀(じゅまんがめ)で日本酒の試飲です。
DSC01222
ミニくまちゃん、日本酒は鬼門なんだけどなー。ごくごく。
DSC01216
なお、全国で唯一、明治神宮に献上するお酒だそうです。ほほう。
DSC01224
大吟醸ソフトクリームや焼酎、珍味などもありますで、日本酒NGな方でもどうぞ。
DSC01226
お次は新鮮な卵と国産小麦で作るカステラ工房ルアー シェイアでおやつをば…。
DSC01228
食べてばっかりですけど仕事だからねー。紅茶味と大納言入りがおいしかったです。
DSC01230
さらにその目の前にある鴨川市総合交流ターミナル「みんなみの里」に移動して…。
DSC01236
名物・長狭米のすくい取り大会。お手々がちっちゃいと不利だよ!
DSC01240
いたるところに展示されているチェーンソーアートも味わい深い。劇画調マーくん。
DSC01255
さらに、みんなみの里ではみかん狩り体験などもできるみたいです。
DSC01244
90歳の旅行ジャーナリストが来たとみかん農園のおじさんが感激して握手の図。
DSC01252
小ぶりながら甘いみかんを袋いっぱいになるまでとりまくり。でももう食べられないよう…。
DSC01257
最後は一瞬だけ日本の棚田百選に選ばれた「大山千枚田」をチラ見。
DSC01262
夜はライトアップされるみたいですよ。
DSC01272
16時台の東京湾フェリーにあわせ金谷港に戻ってきました。バイカーとゴルファーだらけ!
DSC01280
夕日が沈みそうですがいい塩梅で出港します。
DSC01286
富士山のシルエットもくっきり。
DSC01305
夜になると甲板の電球が灯っていい雰囲気。
DSC01307
このまま伊豆半島まで乗っけていってほしい。
DSC01309
でも残念ながら45分ほどで久里浜着です。
DSC01312
南房総の旅のしめくくりは、やっぱり東京湾フェリーからの夕焼けですね。

というわけで、クリスマスまでには書かなくちゃ!と焦っていた南房総の旅をギリギリで書き上げることができました。取材だし、冬なのでアクティビティも少なく、飲んだり食ったりしがちなのは仕方ないのですが、それにしてもおなかがはち切れそうです。

今回の旅でいちばん良かったのは、(大弁天・小弁天まで行けませんでしたが)やっぱり鯛の浦遊覧船と東京湾フェリーでしょうか。普段、船に乗る機会なんてほぼゼロなのでそれだけで気分があがってしまうのです。

で、そうそう、南房総に来た観光客に──日帰りではなく──宿泊してもらうにはどうするか問題なのですが、「アクアラインを封鎖する」「東京湾フェリー往路を欠航させる」というくだらないアイデアが頭をよぎりつつ、もしかしたらクルマで来ている人たちに「いかにお酒を飲ますか」なのかなと思いました。そのためには「南房総に来て、この名物を食べるときにアルコール抜きなんてありえない」と思わせるようなサムシングが必要なんではないかと。それでいえば金谷港の浜焼きは上手だと思うんですが、いかんせんフェリー乗り場直結なので、まあ、歩いてでも帰れます。クルマでやってきて食べて飲んで泊まって…となると、酒が欲しくなる名物料理の準備はもちろん、「宿までの送迎手段」「もう今夜は泊まって帰ろうかと思ったときのスムーズな宿の確保手段」を巧妙に仕組む必要があるんじゃないかと思いました。温泉宿の宴会プランみたいな感じでね。

その他、南房総の情報は、随時このエントリに追加いたします。ひとまずはこれにて、メリークリスマス。