じゃらん人気温泉地ランキング2016の秘湯部門でみごと1位を獲得した、福島県・高湯温泉は致死量ギリギリの高濃度硫黄泉が源泉そのまま(無加水、無加温)で、ダダ漏れかけ流しされているのですが、実際その効果はどんなものかと言いますと、大気中にあふれる毒ガスのせいで年一ペース(実際は半年ペース)でパソコンがダメになるほど。クルマのエンブレムも腐食しまくり。つまり、癒し・オア・ダイで臨むべき温泉なのでした。
まずは高湯温泉の人気宿、玉子湯。その名の通り、ゆで玉子みたいな匂いが充満してます。
裏手は江戸時代を思わせる旧街道そのままに、浴衣でそぞろ歩きたい雰囲気。
メインの湯小屋「玉子湯」はなんと築140年! そも高湯温泉の開湯は400年なんスけどね。
雪をかぶった茅葺き屋根が風情ですなあ。さぶぶ。
続いて旧街道沿いにある野天岩風呂「天翔の湯」です。
ちょっと立ち寄りたい人には足湯もあるでよ。
毎分3258リットルの源泉が襲いかかるよ!(全部ではありません)
こちらが2つある玉子湯の源泉のひとつ、高湯10番玉子湯内湯。44度。
特別に内側まで入れてもらいました。湯ノ花すくい放題!
玉子湯は福島駅からバスで40分。
大昔は硫黄の毒ガス成分を処理しきれず、長湯した客が廊下でバタバタと倒れていたという高湯温泉。げんざいはキチンと空気にさらして硫化水素を散らしているので、よっぽどのことがない限り危険性はありませんのでご安心くださいね。
引き続き高湯温泉の宿を巡ります。
つづく。
関連リンク
・高湯温泉|福島県福島市
・旅館玉子湯【公式サイト】福島県高湯温泉/乳白色のにごり湯源泉掛け流し|HOME