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年一でパソコンがぶっ壊れる」「源泉に立ち入ると命の保証はない」というストロング硫黄泉で評判の、福島県は吾妻山の中腹に位置する秘湯・高湯温泉。その旅の思い出パート3では、高湯温泉にある「ひげの家」「安達屋」「花月ハイランドホテル」の3つの宿をぐるぐるまわります。

旅館 ひげの家


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まずは共同浴場「あったか湯」のすぐ下にある「旅館 ひげの家」。
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全14室のこぢんまりとしたお宿。その分、細かいところまで気が配られてます。
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内湯の窓側をご覧ください。硫化水素を強制排気するためのファンが2個もついてる!
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こちらは安心の露天風呂です。
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もういっちょ。貸切露天風呂もあるので、おしのび旅行にはぴったりですな。
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今の時期なら雪山を眺めながらお食事ができる会食場。
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この畦地梅太郎のように、随所に生け花や美術品が飾られています。

旅館 ひげの家
024-591-1027
福島県福島市町庭坂字高湯15-1
14室/42名
1泊2食付き1万3000円〜1万6000円(諸税別)
http://www.geocities.jp/higenoie/index.html

安達屋


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面倒なので裸で巡ります。お次は「あったか湯」の目の前「安達屋」です。
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立ち入るなり目に飛び込むのは囲炉裏のあるラウンジ。
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暖炉までアリ。温泉からあがったらここでまったりしたくなりますね。
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ちなみにこちらが囲炉裏端で炭火を囲んで食事ができる夕食会場。
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安達屋には大小さまざまな湯船が7つもあります。こちらは不動の湯(男風呂)。
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内湯からは、トップ写真にもある混浴の大露天風呂・大気の湯に出られます。
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みんな必死に撮影している。誰か落ちないかなー。
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打たせ湯や洞窟風呂もあるでよ。ちな18時〜21時は女性専用になるので安心せよ。
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こちらは貸切の、ひめさ湯り。
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さらに別途貸切露天風呂がありまして、薬師一の湯、薬師二の湯などがあります。
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今回まわった高湯温泉の宿では、もっともノスタルジックなTHE旅館の趣でした。

安達屋
024-591-1155
福島県福島市町庭坂字高湯21
20室/62名
1泊2食付き1万3000円〜1万9500円(諸税別)
http://www.adachiya.jp/

花月ハイランドホテル


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最後は旅館街からクルマで登った先にある花月ハイランドホテル。
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ハイランドなだけに、福島市を見下ろす高台にございます。さぶぶっ!
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旅館は苦手、ホテルがいいという方や大人数での利用なら、花月一択。
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ウォータークーラーからあふれ出すは吾妻山の水です。
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こっちは露天風呂ですね。なお、強硫黄泉で長湯は無用。さっと入るのがポイントです。
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マッサージチェアに座し福島市を手中におさめた気分が味わえるスイート。
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ロビーの片隅には突如昭和なバーがあって、2時間ドラマの撮影にも使われるとか。

花月ハイランドホテル
024-591-1115
福島県福島市町庭坂字神の森1-20
69室/298名
1泊2食付き1万〜2万円(諸税別)
http://www.kagetsu.net/

というわけで「ひげの家」はおしのび不倫旅行に、「安達屋」はやさぐれ女子の癒やし旅に、「花月ハイランドホテル」はホモソーシャルのどんちゃん騒ぎに、それぞれぴったりな個性あふれる宿でした。いや、もうちょっとちゃんとオススメしといた方がいいな。

・ひげの家→祖父母も含めた家族旅行に
・安達屋→カップルや夫婦、女子会など意外と若い人に
・花月ハイランドホテル→サークルやグループの会合に

こんな塩梅でしょうか。個人的に泊まってみたいのは安達屋ですね。女の子と訪れて大露天風呂でランデブーしたいなあ、という妄想が広がりまくりますが、前述したように強硫黄泉ゆえ長湯は禁物です。

なお、タイトルにもあるように、温泉成分で部屋の備品はことごとく故障するのでテレビやエアコン、ウォシュレットなども年一ていどで交換するのだそうですよ。減価償却とかどうなってるんだろう?

で、次回がいよいよ最終回で、今回お泊まりした「吾妻屋」をお届けします。

つづく。

関連リンク
高湯温泉|福島県福島市