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北海道新幹線の開業1週間前にあえて出かける「青森アート巡り」。ちょうど青森県立美術館の改修工事が終えて営業再開したのと、十和田市現代美術館のパブリックアートを雪景色の中で観てみたかったのとが大きな動機でした。実際は雪なんてほとんどなく、青森にも春が訪れていたというオチ。
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寝不足と花粉症アタックによるグロッキー状態で、はやぶさにライドオン。
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新青森駅で展示されていたミニチュアねぶた。《不動明王と倶利伽羅龍》塚本利佳。
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早速、ねぶたん号で県立美術館へ。「コレクション展」と「メディア芸術祭」が開催中。
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建物、雪原、どんより曇り空でほぼ真っ白けなエントランス。
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昨年の六本木アートナイトでも見た《SENSLESS DRAWING BOT》が撮影OK作品。
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あとは常設展の《あおもり犬》奈良美智。冬期は外に出られません。
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でもハイライトはやはりシャガールの《バレエ「アレコ」舞台背景画》だと思います。
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満員のねぶたん号に揺られて新青森まで戻り、そこから在来線で青森駅へ。
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青森国際ホテルへチェックのイン。夕焼けは雲が分厚く、やや不発。
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海が近いからか、やはり青森駅周辺は寒い。一度、青函連絡船に乗ってみたいな。
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夕食は、評判がよかった鮨処あすかへ。まわらない回転寿司だけど地魚が食べられて満足。
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ブランドとうもろこし「だてきみ」の天ぷらがうめえ。ちな、17時台に入店しないと満席。
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翌朝はホテルから徒歩圏内の古川市場でのっけ丼に挑戦だす。
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白ご飯を片手に市場を徘徊しながらネタをトッピングしていくというアトラクションですね。
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10枚つづりのチケットが2冊あり、2160円分の高級のっけ丼が完成。下にネタが隠れてます。
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後から気づきましたがお肉もあったのね。なお、ネタは一番奥の店が充実してました。
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車で1時間半かけて十和田市へ。さらに無料券があったのでバラ焼き(2人前)を食うハメに。
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完全にメガ盛りの牛丼状態です。脂はねがひどく白シャツにいっぱい飛びました。注意!
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というわけで、ほぼ食い倒れツアーになっていますが、ようやく十和田市現代美術館へ。
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たまには後ろから《フラワー・ホース》。冬枯れしているので《黄カボチャ》も見えますね。
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女性は見られない貴重な《アンノウン・マス》男子トイレ個室からの《ゴースト》ビュー。
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やはりハンス・オプ・デ・ベーク作(撮影不可)に感動しつつ、特別展「地霊」も拝観。
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カフェの床が金沢21世紀美術館にもあるマイケル・リン作品だということに気づく。
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ちょっと時間が余ったので温泉に寄り、七戸十和田駅から帰京。

青森県立美術館も、十和田市現代美術館も、その核心は撮影NGなので、結局あおもり食い倒れツアーみたいになっちゃいましたが、いずれにせよいつ訪れても素敵な美術館であることに変わりありませんでした。次回は、両美術館の夜のライトアップを見たり、もっと他の青森のアートスポットや観光スポットなども巡ってみたいものですね。

今回はJTBの新幹線ツアーを利用して出かけたのですが、往復のはやぶさと青森国際ホテルの宿泊(朝食付)、そしてグルメ・立ち寄り湯・施設入場料などの無料クーポン冊子が付いて、3万1000円は非常にお得であったと思います。あと、かかる費用といえばレンタカー代と美術館入場料、そして夕食くらいですか。もっとも、1泊2日で4万円くらいの予算じゃないとしんどいかもしれませんね。

北海道新幹線があと1週間足らずで開業しますが(青森市内に鉄ちゃんが多かったのも、特急はまなすやカシオペアのラストランがあったからかもしれない)、ニュースによると初日以外の予約状況がかんばしくないようです。東京から函館まで4時間以上かかとしたら飛行機の方が早いだけに、飛行機嫌いな人か、とにかく安くあげたい人、飛行機が欠航して困った人くらいしか利用しないんじゃないでしょうか。かたや東北・北関東と北海道南部を頻繁に行き来する人にとっては使い勝手がアップしそうです。しかし、ピンポイントで函館〜青森間の移動がメインだった人にとっては、新幹線駅へのアクセスを考えるとかえって時間がかかったり、値上がりしたりで面倒が増えちゃったかもしれませんね。

と厳しいことを書きつつも、個人的には長距離の新幹線旅は大好きです。むしろ短時間の飛行機や新幹線移動はせわしないだけでつまらない。面倒くさい全席指定も「必ず座れる」と思えば、かえってギリギリまで遊べるので気が楽。問題があるとすれば移動時間が長いので、お酒を飲み過ぎちゃうってことですかね。

関連リンク
青森県立美術館
towadaartcenter
鮨処あすか 新町店
古川市場のっけ丼
バラ焼き大衆食堂 司|飲食・焼肉(バラ焼きあり)|Barayaki Tsukasa | 十和田市観光情報 アーツトワダ ウェブ