
調布を流れる野川という川沿いの桜並木が年に一度だけライトアップされるらしい、しかも開催日は直前にしかわからないらしい、という情報を掴んだのでα7Sの練習がてら行ってみました。が、みごと混雑にハマったので、ほぼ歩きながら片手で撮影しております。
最寄り駅は京王線の柴崎駅ですが、会場までは不安になるくらい歩きます。

会場は大混雑につき一方通行。往復で約850mの距離を牛歩で進む。

じっくりシャッターを切るわけにもいかず。それにしてもおしっこ行きたい。

もちろんトイレはないので尿意をこらえつつ、そわそわ花見。遠くのコンビニに駆け込む。

それにしても超広角レンズって難しいですね。水平取ったつもりでも曲がってたりする!

で、気がついたら終了時間の21時が迫り、10分前からジョジョに奇妙にフェードアウト。
このライトアップ、地元の照明会社アーク・システムが従業員の花見用にはじめたのがきっかけで、次第に規模が大きくなり、いまや2万人が訪れるビッグイベントへと成長したのだそうです。会場は大混雑とはいえ、1年に一夜限り、しかも18時から21時までの3時間なので、特に屋台が出たりドンチャン騒ぎをしている人たちがいるわけでもなく、ただ近隣住民が夜の桜並木をそぞろ歩くだけという点が、どこか宗教的な味わいをかもしていてなかなか好印象なのでした。
そういえば3月に登山部で三鷹の野川公園でBBQしましたが、あそこも野川の上流だったんですね。ライトアップ会場まで歩くととんでもない距離ですが。
ともあれ、もちっとα7Sの設定を詰めないといけません。あと、普通にSEL24240あたりの便利ズームが欲しいです。超広角は難しいし、もっと寄りたい、そんな気持ち。
関連リンク
・野川の桜ライトアップ2016 : 株式会社アーク・システム | 撮影用照明機材のレンタル・照明コンサルティング