船上から眺める夕焼けは格別。ゆえに地元・徳島から東京に戻ってくる際は、必ず昼前出発〜翌朝早朝着のオーシャン東九フェリーを利用するのですが、片道20時間もかかるので滅多に乗ることができません。じゃあ、都心でお手軽にサンセットクルーズを楽しむにはどうすればいいのか? それは日入時刻にあわせ、横須賀市久里浜港と南房総・富津市金谷港を行き来する、東京湾フェリーに乗っちゃえばいいのです。ちなみに8月31日までは「東京湾納涼船」として船上ビアガーデンを開催中で、往復2500円で飲み放題が付くと言うではありませんか! これは夕焼けハンター&ビールクズとしては乗らずにはいられますまい。
渋谷から久里浜港まで約2時間。この日は南房総市いわい海岸の花火を見る特別便でした。
乗船2秒で手渡されるウェルカム生麦汁。酒飲みの気持ちをわかっとるで!
そんなわけで18時15分にしゅっぱーつ。花火大会用に椅子を持ち込んでる人も。
8月6日頃の日没時刻は18時40分。月末には18時10分と出港前まで早まるのでご注意よ。
日没後も空が焼けたりするので油断できません。鋸山に雲がかかっていて幻想チック。
通常の東京湾納涼船は、金谷港まで行って帰ってくるルート。約1時間50分の飲み放題。
この日はキレイな月も出ておりましたよ。α7Sではこれくらいが限界。
デッキ部はまさにビアガーデンのそれ。賑やかよのう。
この日は特別に、縁日よろしく焼きそば屋さんが出ていました。
三浦半島と言えば名物のまぐろも「まぐろ串」(500円)として供されております。
ミニくまちゃんにもビール! 他には焼酎、サワー、日本酒、ハイボールなどが飲み放題よ。
定期船ゆえ持ち込みも可。ランチパック的なものでオードブルを即席するおじさん。
土日便ではフラダンスショーもやってますよー。ここはデパ屋か豪華客船か。
さらには横須賀市観光協会によるお子様縁日コーナーも出店。綿あめ100円。
おもちゃが当たる輪投げコーナーもあるでよ。
ミニくまちゃんも挑戦! みごと横須賀海軍カレーを当てました。
そうこうするうち花火大会のはじまりはじまり。東南アジアっぽい家族ぐるみの漁船。
花火撮影のシャッタースピードは5秒ていどが理想ですが、船なので三脚使っても揺れる〜。
正味30分のローカル大会ゆえ、花火をじっくり裸眼視する暇もなく。
さすがにミニくまちゃんとのツーショットは無理。人物夜景モードが良かったのかな?
終盤はにゃんとにゃくキレイに撮れたような気がします。
この日はビール4杯、ハイボール2杯という戦果でした。さて、帰ろう。
なお、久里浜駅前の自販機で品川行きの切符が700円と90円も安く買えますよっと。
ちなみに、東京湾フェリーの往復運賃は1320円なんですが、到着先の港で下船せずにトンボ返りする遊覧船割引は1030円と、290円もお得です。さらに飲み放題も付いて2500円ですからの。この料金体系が素晴らしいのは、お酒を飲まない人は遊覧料金で、お酒を飲む人は飲み放題料金で、と納得感があるよう設計されていることでしょう。
なお、特定の「ゆかたデー」は浴衣姿の女性は飲み放題が1250円と半額になるそうです。出港時刻は金谷港側からは17時20分、久里浜港側は18時15分の東京湾納涼船。詳しいスケジュールなどはリンクをご覧ください。
いやはや、おすすめですよ。ぼくも夏のうちにもう一度行きたいくらいです。
関連リンク
・平成28年東京湾納涼船チラシ表.pdf
・平成28年東京湾納涼船チラシ裏.pdf
・東京湾フェリー株式会社
・横須賀市観光協会~横須賀市の観光情報・よこすか開国祭、イベント情報、グルメ、おみやげ、宿泊情報
・あなたの街のコミュニティーペーパー はまかぜ新聞
・横浜らいふでざいん|横浜で実践する、大人の暮らし