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10日近くにおよんだ瀬戸内国際芸術祭の旅から戻ってきました。これにて“あたいの夏休み2016”もおしまいということで、今シーズンの旅や登山で着倒したアイテムをシャアさせていただきますっ! それは、パタゴニアのバギーズパンツと、カリマーのベクターシャツと、ノースフェイスのストライクジャケットの3着。

パタゴニア メンズバギーズパンツ


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この春夏で10kgほど増量した体重・体型を、はからずもカバーしたくれたのが、パタゴニアのナイロンパンツ。名作短パンバギーズショーツのロング丈バージョンでして、ウエストがゴムゆえとにかく履き心地がイージー&リラキシン。

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ただ、弱点がひとつあって座るとポケットからモノがすべり落ちまくります。ソファに腰を沈めて起き上がろうとすると、小銭やiPhoneが全部ぶちまけられていたりして。こと収納性においては信用なりません。やっぱりポケットにチャックあるヤツが最強。

サイズは、通常MサイズならSサイズを選べば問題ナス。あまりにヘビロテしたのでネイビーの他にベージュも買おうかな思っていたら夏が終わりました。

カリマー ベクターシャツ L/S


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ここ数年、取材旅行にも着ていける襟付きシャツの最適解を探っているわけですが、今シーズン狙ってみたのはカリマーのナイロンシャツです。生地がほとんどウインドブレーカーのそれで、肌に直接着ていいのか不安になるくらいシャカシャカしています。

利点はとにかく「洗ってもすぐ乾く」こと。宿で夜のうちに洗っておけば、翌朝には間違いなく乾いています。

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欠点は、素材のせいなんでしょうか、「暑い時はより暑く、寒い時はより寒く」なってしまうこと。汗のべたつきを抑えるため、裏地がデコボコしているのですが、それも汗の飽和量を超えるとべったりと肌に張りつき、熱もぐんぐんこもります。ベンチレーションのないリュックサックを担いでいるような気持ちと言えばわかるでしょうか。一方、クーラーや強風で汗が乾き出すと気化熱で一気に体が冷えます。まるで変温動物になった気分です。

このへん、ベースレイヤーを着るべきなのかもしれません。でも、速乾性は他のものに替えがたく、きっと今週末の取材旅行にも着ていくと思います。

なお、最初にMサイズを買ったんですが、ちょっと着丈が長いのでスリムに着たいならワンサイズ下がおすすめ。また、長袖と半袖がありますが、長袖にはハンドウォーマー的に左右ポケットが付いているのがポイントです。

ザ・ノース・フェイス ストライクジャケット


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最後に、長年愛用してきたモンベルのバーサライトジャケットの防水透湿性が、経年劣化で落ちてしまったので、とうとう手を出したノースフェイスの130g超軽量レインジャケット。同カテゴリのモンベルに比べるとお値段が張りますが、セール3割引でなんとか購入。

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バーサライトに比べるとハンドウォーマーがなく、ジッパー付きの胸ポケットしかありませんが、ここにはiPhone 6s Plus/iPhone7 Plusが入るので、なかなか重宝します(春に買ったパタゴニアのフーディーニジャケットの胸ポケには入らなかった)。

問題は、縫い目の処理が雑なのか、半袖Tシャツを着ていると首回りや二の腕がチクチクすることでしょうか。あと、ブラックのテカリ具合がゴキブリっぽいかもしれません(ネイビーにすれば良かった)。

現在は廃番で、胸ポケットのないトレラン用のストライクトレイルフーディーが出回っています。でもきっと来シーズンには再び登場しそうですね。

その他、キャップは昨年から引き続きニューエラのゴアテックスワークキャップ、バッグはキーンのガーリースリング、シューズはニューバランスです。キャップはもうちょい蒸れの少ないメッシュを追求したいところですが、スリングバッグとスニーカーはこれで決定。特に靴の脱ぎ履きが多い温泉取材やアートフェスなんかではつっかけられるタイプが断然有利です。

ともあれ、そろそろ痩せます。

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