思いのほか1日でまわれてしまった岡山芸術交流。ぽっかり空いた翌日「どうすっぺか」と考えたのですが、倉敷は月曜休館の美術館が多く、かたや月曜も営業している犬島はこの秋訪れたばかりゆえ新鮮味がない。そこでいつもと違った島に行こうと、猫島との異名をもつ笠岡諸島・真鍋島へと向かったのでした。
岡山駅から40分、笠岡駅へ。徒歩5分ほどで笠岡港へ。電車と船は連携してます。
船に揺られ1時間強で真鍋島へ。
上陸するなり『ねこあつめ』状態。
友好的な猫ばかりではなく、メンチきられる。港にいる猫はどうやら一軍。
警戒。
と思いきやあられもない姿をさらけだします。王者の余裕か。
島はナンバーなしの車やノーヘルのバイクが跋扈するフリーダム。
とりま腹ごしらえ。サービスで活きたままの海老の躍り食いが出てくる。
散策開始。
路地裏そこかしこに猫。
『獄門島』『瀬戸内少年野球団』のロケ地としても有名な真鍋島。
真鍋中学校に向かう途中、この猫につきまとわれました。
島のおばあちゃんいわく「かまうとノミがうつるよ」とのこと。
とりあえず家猫と野良猫の見分け方は首輪のあるなし。
そういや、『瀬戸内少年野球団』の小学校のロケ地は地元・阿南市の新野小学校なのよ。
どことなく気品ある猫ちゃん。
いまや商店は3軒ていどだそうです。年に数回、老人向けに洋服を売りにくるとか。
狛猫。
ボス猫。
菜の花(ブタクサでした)がキレイだね。
ギュウギュウ詰めの墓地。無縁墓も増加中。
島猫はアグレッシブすぎて、自由気ままな猫のイメージと異なります。
さらに島を散策。空き家問題はここでも。家賃タダでも住んでほしいそう。
ただし、アミューズメント施設は、ほぼゼロよ。
道を行き交うのはショッピングカートを押す老人のみ。
優先駐車場にもはや意味はあるのか。
最後の良心っぽい手書きのナンバープレート。
猫からは知性を感じます。
漁師からエサをもらう猫ちゃんたち。慈悲の心。
ええ毛並みやなあ。
お水ゴクゴク。手が可愛い。
お稲荷さんみたいなポーズ。
なんとなく切ない。
ジト目。
よしお?
あいにくのお天気ゆえ猫は少なめだったのでしょう。
割高な高速船をはずして出かけたので、島の滞在は3時間ほどでしたが、本土に戻ったら日没後でほぼ1日が潰れたかっこう。でも猫好きにはたまらんのでしょうね。島ではランチこそなんとかなりますが、屋根の下でお茶するような場所はほとんどないため、雨だとちょっと厳しいかもしれません(この日はたまたま団体ツアー客向けに島の施設が開いていてコーヒーやらビールやらが飲めました)。そうそう、他の瀬戸内の島同様に年中ヤブ蚊がすごいので虫よけ対策は念入りにしていった方がよいでしょう。服の上からも刺してきます。
猫島からは以上です。いったん東京に帰り、翌日お隣の鳥取に向かいます。
関連リンク
・猫に会いに真鍋島・北木島へ|モデルコース|またたび笠岡。[笠岡市観光連盟]