SNSではイケメン風の写真をアップしておりますが、実は目下デブ街道まっしぐらのあてくし。先ほど体重を量ったらなんと72.5kg、体脂肪率は22.8%と、見まごうことなきデブです。去年の夏は57kgだったので、かれこれ15kgほどのビルドアップを果たしました。申し訳なさすぎてセラピーハウス美和に顔向けができません。
太った理由
太った理由を端的に申し上げますと、「OKストアのせい」「取材旅行のせい」の2つの要因が考えられますが、前者は閉まっていても近所のコンビニでお酒や食料を調達するため、「お酒のせい」と言い換えても良いでしょう。後者も、食べてなんぼのお仕事ではあるのですが、同行の女性ブロガーは「マズい」「満腹」といった理由であっさり残すので、おのれの意志の弱さとしか言いようがありません。
それとあとひとつ、実はこれが一番おのれを甘やかす最大の原因な気がするのが「セックスに困っていない」こと。ホントこれ嫌味抜きで、きっとおっさんというだけで一定のニーズがあるんでしょうね。困ったことに太っても相変わらずモテまして、危機感を抱く必要がないのです。
ムカつきますでしょう? わかります。でも、ぼくだって努力したんです。多少は報われてもバチは当たりますまい。
なぜ痩せたいのか?
わざわざ金持ちがお金で苦労する必要がないように、宍戸錠が整形手術で不細工になる必要がないように、好きなものを飲み食いして、なおかつ女にも困っていないのであれば、痩せる必要なくない?
そういう考えもありましょう。
でもやっぱり痩せたい。その理由を考えてみました。
・自分を愛せる
・体が軽くなるので登山が楽になる
・成人病のリスクが減り長生きできる
・さらにモテてしまう(かも知れない)
・なにごとにもやる気が出る
このような塩梅でしょうか。デブだと全てが裏返し。自己嫌悪と鈍重、短命、非モテ(モテなくはないけどな)、ネガティブマインドと良くないことだらけです。
ダイエットプラン
では、どのように痩せるのか? 前回はいわゆる炭水化物ダイエットを徹底し、なおかつ1日1万歩以上、2日に1回のランニングを課したため、わずか1カ月で10kg痩せました。
あれから1年半経ったとはいえ、同じことをやれば痩せるのは自明。そうわかっていて、なおかつここ1年、何度か痩せようとチャレンジしたのに痩せなかった。まずは、その失敗した原因を考えてみます。
・六本木ヒルズへの散歩をしなくなった
・走った後にご褒美としてお酒を飲むようになった
・ゆったりした服を着るようになった
・食事制限をせず、サプリで痩せようとした
・野菜不足
つまり「運動不足」と「カロリー過多」が原因。そこで苦汁のダイエットプランを考えてみました。
・炭水化物を控える
・一人でお酒を飲まない
・満腹になったら残す
・毎日1万歩以上歩く
・2日に1回筋トレとランニングを行う
・なるべくOKストアに近寄らない
・ピチピチの服を着て他人の目にさらす
・短髪にしてフェイスラインを隠さない
・ジム通いする
・取材旅行で不味い食事はあっさり残す
・SNSで摂取カロリー、体重、体脂肪率をさらす
全部をやる必要はないと思うのですが、これらを実践しないと50kg台復帰は夢のまた夢。ひとまず、このエントリを投稿することで、ダイエット宣言といたしましょう。
痩せるための極意
…と言いつつ、この1年はリアルでもSNSでもさんざん「痩せます」と言い放っておきながら、逆にぶくぶくと太りましたからね。こんなエントリごときでは何の原動力にならないような気がします。
そこでこれまで劇的に痩せた時期のトリガーを振り返ってみますと、「エベレスト街道トレッキング(3週間高地を歩き続けた)」や「ZETTAI REDシンガポール公演(ダンサーのムチムチ感を反面教師にした)」など、海外で大変な目に遭ったことがきっかけとなった事例が多いのです。
となると、何かしらの局面で自分をギリギリまで追い込まない限り、現在のデブ志向は変わらないのではないか。
じゃあその局面て何よ?という話なんですが、ひとつはハードな山行や野宿旅。もうひとつは今まで訪れたことのない海外への一人旅。そして最後にえげつない失恋。このあたりなのかも知れません。
つまりダイエットは、強烈な体験によるマインドセットの更新と、前述したようなキツいダイエット法がケミストリって、ようやく成功するもの。
というわけで、とりいそぎ今までやったことのないことに挑戦してみます。ダイエットはそこからだ。