20170726-DSC06404
鳥取県米子市にやってきました。山陰地方最大の都市って各県庁所在地の鳥取県鳥取市でも島根県松江市でもなくて、その間にある米子市だって知ってました? 知りませんでした。そんな山陰のビッグシティから始まったのは、鬼太郎列車と鬼太郎フェリーで行くクイズラリーの旅。鳥取県とプレスマンユニオンのご招待でお届けします。

今回の旅のざっくり行程。米子から境港、そして人生初の隠岐へと至ります。
20170726-DSC06399
東京から新幹線と在来線特急で6時間。旅の始まりは通称・ねずみ男駅から。
20170726-DSC06408
目的はクイズラリー。各所に設けられた問題に答えてスタンプを押せば豪華賞品が当たる!?
20170726-DSC06401
その第1問がこの米子駅(ねずみ男駅)にあるのです。
20170726-DSC06405
サクッと問題を解いて一路境港駅(鬼太郎駅)へ。実は鬼太郎列車に乗るのも初めて。
20170726-DSC06411
ラッピングのみならず、車内も鬼太郎推しです。

各駅には妖怪にちなんだ名前が付けられています。
20170726-DSC06419
意外と駅が多いので小一時間かけて境港にとうちゃくー。実に11年ぶり!
20170726-DSC06414
第2問の答えは駅前にある水木先生の執筆中ブロンズ像に隠されていますよ。
20170726-DSC06416
近年のねずみ男人気と出川哲朗人気の相関を考えずにはいられません。価値は転換する。
20170726-DSC06425
水木漫画の魅力は脇役だと思うんですよ。この死神とか。フィギュアどこいったかな。
20170726-DSC06429
とりあえずおなかがペコちゃんなので水木ロードを遡上しているとメフィスト降臨!
20170726-DSC06433
1日2〜3体の妖怪が水木ロードを徘徊しているそうです。メフィストは個人的に当たり。
20170726-DSC06434
でもちびっ子にめっちゃ怖がられてる。こういうなまはげ的存在は大事よね。

ランチは三色丼。蟹で有名な境港(山陰全体)。ウニとイクラも市販品だけどウメー。
20170726-DSC06444
水木ロードにある第3問・第4問を解きつつ、水木しげる記念館を目指します。
20170726-DSC06446
水木しげる記念館にはクイズラリー応募に必要なスタンプが置いてあるのです。
20170726-DSC06447
実は第1回妖怪そっくりコンテストであずき洗いに扮し、境港協会会長賞を受賞したぼく。
20060430-IMG_7414
参考資料に当時の応募写真。控え室は子泣きじじい(ハゲヒゲ)だらけでした。
20170726-DSC06450
今回館長さんとご挨拶したら、ぼくのことを覚えておいてくれたんですよねー。嬉しい。
20170726-DSC06453
刷新された館内をぐるぐる。ファミコンカセットが子泣きじじいに変形する謎おもちゃ。
20170726-DSC06457
第1回は水木先生が審査員長でしたね。再現された書斎には養生訓が。
20170726-DSC06462
お、あずき洗い。でも一番の見どころは水木先生直筆の壁画(撮影禁止)。刮目せよー。

外が暑すぎるのでたまに妖怪たちが記念館に休憩しに戻ります。

半日ほどしか時間がなかったんですが、水木ロードをそぞろ歩きすれば1日余裕で潰れます。
20170726-DSC06490
水木しげるロードは現在工事中のため、妖怪ブロンズ像が一部撤去されています。
20170726-DSC06493
なつかしのあずき洗い。そういやコンテスト後は先生がここをぶらついてたなあ(遠い目)。

インスタ投稿はあざとく猫娘。近年の萌えキャラじゃない昔ながらの凶暴仕様が良い。
20170726-DSC06501
妖怪パンが不細工で可愛い。

ふたたび駅前まで戻ってきましたよ。
20170726-DSC06427
駅前では7月21日から、世界妖怪会議が2018年夏まで開催中。

もはや現代アートの趣き。『悪魔くん』の妖怪を中心に新造ブロンズ像も多数あります。
20170726-DSC06527
で、今宵は米子泊です。駅前まで戻って評判の「串かつ なるこ」で晩ご飯。名物の串カツ。
20170726-DSC06525
18時半でほぼ満席の人気店。だいたいオススメ食べてれば間違いない模様。どて焼き。
20170726-DSC06526
湯豆腐は豆腐よりもスープがンマイ。これでラーメンが食いたい。
20170726-DSC06531
トドメはカツ丼みたいに食べ応えのある玉子焼き。ヘルシーでリーズナブルでした。
20170727-DSC06533
翌朝、米子駅前から島根県は七類港への路線バスに乗り込みます。意外と満席。
20170727-DSC06535
車内にはWi-Fi完備。そういや11年前も境水道大橋を渡って島根県側に行ってみたな。
20170727-DSC06539
隕石が落ちた七類。ここから隠岐諸島へのフェリーや高速船が就航しています。
20170727-DSC06583
切符は懐かしの硬券。「本土」表記に昭和の感。
20170727-DSC06544
さようなら、本土〜。
20170727-DSC06553
遠くに昨年登った山陰唯一の日本百名山・大山が見えます。
20170727-DSC06554
やっぱりフェリー旅はいい。ずっと甲板で風に吹かれてプレイリスト聴いちゃう。
20170727-DSC06570
2時間ほどで隠岐の島が見えてきました。カメラレンズが潮かぶりまくり。
20170727-DSC06573
あの丘の向こうには空港があるみたいですね。
20170727-DSC06579
海にポツンと置かれた灯台萌え。
20170727-DSC06587
そんなこんなで、生まれて初めて隠岐・島後の西郷港にとうちゃくー。
20170727-DSC06584
鬼太郎たちはワープしてきた設定だそう。こちらが第5問です。
20170727-DSC06591
西郷港ターミナルでは2つめのスタンプが設置されています。応募用ポストもあるよ。
IMG_0708
ちなみに境港からだと、この鬼太郎フェリーに乗れますよ。

まずはやっぱり腹ごしらえ。そしてビア。

島後でお土産を買うなら、ちゃんと島で作ってるサザエ最中がオススメです。

いずれゲストハウス的な展開も見据えているそう。
20170727-DSC06639
最後の問題は島の最果てにあるんですが、途中でかぶら杉に立ち寄る。

ここがちょうど谷間でね。昼間からひぐらしの鳴き声がこだまするんですよ。
20170727-DSC06642
そんなこんなで水木先生の本名・武良姓のルーツである武良郷へ。
20170727-DSC06643
お隣には樹齢500年の唐傘の松。でけー。
20170727-DSC06647
で、島の最北にある中村海水浴場に第6問の答えがあります。
20170727-DSC06649
せっかくだから泳いじゃお! 美熟女ブロガー西村愛さんとちゃぷりました(撮影禁止)。

水木先生じゃなくて、水着先生!
IMG_0709
最後に投函お忘れなく。これにてミッションコンプリート!

全6問の問題と、2カ所でのスタンプが求められる鬼太郎クイズラリー。ぶっちゃけ問題はいずれも簡単なものなので、ググれば答えがわかります。ただ、スタンプとなると話は別。水木しげる記念館と西郷港フェリーターミナルまで行かねばなりません。なお、こんな大変な思いをして何が当たるかと言いますと──

・全制覇賞|オリジナルマフラータオル(100名)
・鬼太郎列車賞|チョロQ鬼太郎列車/淀江傘/紅ズワイガニ/境港羊羹/プラレール鬼太郎列車/水木しげる記念館オリジナルクリアファイルのいずれか(52名)
・鬼太郎フェリー賞|隠岐牛焼肉折/隠岐汽船のノート、クリアファイル、トートバッグ/隠岐酒蔵純米大吟醸セット/隠岐酒蔵大吟醸斗瓶囲セットのいずれか(21名)


です。鬼太郎列車賞は鳥取県側の4問正解と記念館でのスタンプが必要で、鬼太郎フェリー賞は島根県側の2問正解と西郷港でのスタンプが必要です。

しかし、なんか、なんか、なんか、労力のわりには抽選に次ぐ抽選だし(コンプリートが大変なんだから参加賞を用意すべきだよ)、賞品のクオリティのバラつきが気になります。全制覇賞のタオルよりベニズワイガニと隠岐牛と大吟醸セットの方が際立ってなくない? せめて希望商品を書く欄が欲しかった。

ともあれ鬼太郎クイズラリーは10月1日(10月6日必着)まで開催中です。賞品がへっぽこですが、水木しげるファンはもとより、旅好きで辺境好きならば境港と隠岐の島は訪問する価値ありですよ。

そして隠岐諸島の旅はもう少し続きます。

つづく

関連リンク
「鬼太郎列車と鬼太郎フェリーの旅」クイズラリー/とりネット/鳥取県公式サイト
水木しげるロードMAP | さかなと鬼太郎のまち 境港市観光ガイド 【境港市観光協会ホームページ】
水木しげる記念館_(ノΘ..ヾ)
第7回妖怪そっくりコンテスト2012
なるこ - 米子/居酒屋 [食べログ]
隠岐汽船株式会社
隠岐の島の観光情報公式サイト|(一社)隠岐の島町観光協会 ~ござらっしゃい 隠岐の島町へ~