小谷村で「おたりむら」と読むんですが、みなさんご存じでしたか? ぼくは知りませんでした。長野県は通称・塩の道、千国街道(ちくに)のもっとも北に位置し新潟県糸魚川市(日本海までわずか20km)と接する山村です。日本百名山・雨飾山の登山拠点としても知られる同村に、小谷村とプレスマンユニオンのご招待でお邪魔してきました。
東京から車でおよそ4時間。白馬村の先にあるのが長野県北安曇郡小谷村です。
旅の始まりは道の駅小谷の信州産玉子かけご飯セットから。760円とえらいお値段です。
それもそのはず、オンデマンドな釜戸炊きご飯だから。飯OD。
なおかつ小谷産のお漬け物も食べ放題。
アンド500円以上のお食事をすると併設する温泉が半額(330円)になります。
ちょいと硫黄臭のするお風呂。1日何度でも入り放題なのが嬉しいところ。
その他、レストランでは地産のカツ丼や蕎麦、ラーメンなどもございます。
小谷は雄大な自然のもと毎日が日曜日ですくすく育った野豚がウリの模様。
そろそろ旅に出る。やがてみなさんの命に変わる。メメントモリ。
気を取り直して、道の駅小谷ではさまざまなお土産が販売中です。猫様のカゴ。
悪趣味なハスの縫い物。
可愛いラベルの日本酒。
グロテスクな蜂の子もあるでな。それにしてもすごい値段。
続いてやってきたのは雨飾高原キャンプ場。日本百名山・雨飾山の登山口です。
ここんちのウリは乗り入れ自由の広々サイト。音楽をガンガンかけてもいいらしい。
特に自炊棟とトイレの清潔さにはこだわっているみたいです。
受付棟では各種メニューも完備。ブタくしし。
何から何までレンタルしているので手ぶらでも参れます。
うすしおはカルビー、のり塩は湖池屋、とポテチのセレクトに並々ならぬこだわりが。
生ビールはピキピキに凍ったジョッキで供されるとか。優勝。
さらに、窯焼きピッツァのワークショップも受けられます。
ご利用料金はこちらから。
で、ほど近い雨飾荘にやってきましたよっと。なぜかすっぽんぽん。
というのもですね、近くにワイルドな露天風呂があるからです。
階段昇ったら即視界に飛び込むおっさんの裸体。
かなり熱めですが、たまに熊さんもやってくる素敵な温泉です。
雨飾荘 #小谷村 #長野県 #百名山 #雨飾山 #温泉 #いちばん美しいところ #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
お部屋の模様。
外から雨飾山が拝めます。
ともあれこの宿の白眉は(なぜか)中華の達人が手がける里山料理。
山菜はモチのロンのこと。
糸魚川でもよく食される「えご」の味噌漬け他センシティブな前菜の数々。
お造りは今朝まで泳いでいたイワナ。
蓋物は信州ハーブ鶏の炊き合わせ。鳥型の大根!
山菜の天ぷらが苦くておいしい。
A5ランクの信州プレミアム牛。
山菜茶碗蒸しは面白い味。
さらにシナノユキマスの焼き物が登場。
山菜ご飯と信州みそ汁で大団円かと思いきや。
料理長自らが打った手打ち蕎麦でフィニート。
なおかつデザートも完備。これで1泊1万2500円からなんですって!
これ、おそらく赤字です。
つづく。
【追記】
朝ご飯です。やはり生玉子は出ないので温泉玉子でオルタナティブTKGを作成。
その代わりと言っちゃあなんですが湯豆腐が最高。
食後はロビーでコーヒーが飲めます。そういやウェルカム牛乳もありました。
クワガタを見せてもらってチェックのアウトです。お世話になりました。
谷を下りあっち側に向かいます。綺麗に白馬連峰が見えてる。
関連リンク
・長野県北安曇郡 道の駅 小谷
・日本百名山:雨飾高原キャンプ場|雨飾山と天然温泉が楽しめる
・雨飾荘 | 自然に囲まれた源泉掛け流し温泉の宿|公式