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島根県の旅・最終回は、ジブリ映画『もののけ姫』のたたら場のモデルとなった奥出雲を訪れます。
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君がッ、島根の位置を把握するまで、地図で説明するのをやめないッ!
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で、奥出雲はこちら。雲南市と仁多郡です。
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その前に宿泊した玉造温泉・佳翠苑 皆美の朝食を。たまごかけご飯がある!
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盛り付けが下手ですみません。食い切れないほどのバイキング。
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昨夜入れなかった展望風呂・天空の湯。緑が濃ゆい。
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美肌で有名な玉造温泉ゆえ、足湯ならぬ顔湯もござい。
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美顔といえば、『JUST BEGUN』。眠れぬほどに。
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気づきませんでしたがロビーには誰が使うのか茶室まである。
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緑豊かな庭園を臨むラウンジ。
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お世話になりました。
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玉造温泉から1時間。奥出雲たたらと刀剣館にやってきました。
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ヤマタノオロチ的なオブジェクトが安っぺえ。
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ここでは古来より続く奥出雲のたたら技術と文化が学べます。
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玉鋼の実物。現在でも技術を後継すべくたまにたたらってるようです。
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かわりばんこの語源ともなった、人力ふいごの体験も可。
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刀剣女子垂涎のお宝もたんまり。
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なにはともあれ、ハイライトは真剣を使った居合抜きパフォーマンス。
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殺ッ!
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入場料だけで誰でもチャレンジできます。
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同意書もなくいきなり日本刀が握れる稀有な場所。
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実際にやってみると意外とうまく斬れないものですね(ぼくは)。
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本能的なヤバさを感じてか女性陣は居合い体験を拒否したのが印象的。
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帰国子女あやちゃんに至ってはフェンシングのような持ち方。カルチャーショック。
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たたら文化の旅は続いて、400年の歴史をもつ鉄師頭取・絲原家の絲原記念館へ。
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16代目がご案内。
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刀剣館に比べてコンパクトにたたらの歴史が学べます。
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広大な敷地もさることながら、必見はお宝の数々。
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大正時代のビールデキャンタ。
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ハート型というか、桃型の家紋Kawaii(猪目です)。
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今なお16代目が住まう居宅の、大戸口内の梁組。
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お庭も広大。
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ランチは敷地内のレストランにて。山菜の天ぷらが嬉しい。
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製鉄にちなんで包丁なんかも売ってます。
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最後のスポットは植物染めのワークショップを行う木の花工房。
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みんなでハンケチ桜染めに挑戦します。
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煮出して。
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干すとできあがり。先生のズロースではありません。
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お土産に最適なのは桜の塩漬け。
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お湯で戻すと香り豊かな桜茶ができあがります。

奥出雲の旅でもっとも印象に残ったのはやはり真剣による居合抜き体験でした。ストロークが悪いのか順手ではうまく斬れるものの、逆手ではどうやっても斬れない。その前に凶器の重みがヤバい。振り方を間違えるとおのれを傷つけます。女性陣誰も居合抜き体験をしなかったのは、本能的に「これは危ないものだ」と理解したからに他ありません。そういう点で男子はアホですね。でも暴力の魅力はあらがいがたく。いつの世も、リスクと快感は正比例するのかもしれません。

おしまい。

関連リンク
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