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10月末というか11月頭に行ってきた伊豆急主催のブロガー&マスコミ現地視察会の模様を、新製品のソニー サイバーショットDSC-RX10M4でお届けします(そういう切り口にしないと、すでに続々と記事をアップしてる参加メンバーと差別化できないからね)。1日目は東京駅から出発し、伊豆高原駅でレンタサイクルでポタリングを楽しみ、伊豆稲取駅・下田駅で御朱印さんぽをいたします。
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JR東京駅から踊り子号でGO。るるぶ中嶋さんのお見送り。差し入れはぼくだけ特茶。
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実は人生初伊豆急。JRと伊豆急が接続してるのも知らなかったよねモグモグ。
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伊豆半島に入ったあたりからオーシャンビュー。いいね、いいね!
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2時間で伊豆高原駅に到着。伊東駅からが伊豆急の営業路線だそうです。
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始まったばかりの電動アシスト付きレンタサイクル「伊豆ぽた」に乗るのだ。
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イケてるクロスバイクをチョイス。あんよが短い人には小径ママチャリもあるよ。
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久しぶりの自転車にビビる。運転しながらの撮影はブレる。
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アップダウンの多い伊豆高原エリアをスイスイ走る。楽すぎて怖い。
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駅から25分ほどで城ヶ崎海岸までやってきました。味わい深い手書き文字。
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写真的には渡りきったあとですが、こちらが門脇つり橋。
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吊り橋から見下ろす相模湾は、順光もあってか真っ青!火サスごっこが捗るやつ。
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犯人はアナタです!ここまで来たら伊豆大島も間近く。
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来た道を戻る。道は広いけど駐禁切られた車もあったので自転車がいいかもね。
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ランチは立ち寄り温泉施設もある、伊豆高原ビールと漁師めしの店「うまいもん処」。
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照明のせいか現像の腕前のせいか色味が綺麗に出てないけど、海鮮どんぶり1980円。
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タチウオ、ヒラメ、メダイ、メジナ、地海苔が地元で獲れたネタだそうです。うまっ!
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煮魚派には、伊豆の金目鯛の煮付膳2280円を。自転車だからビールも飲める(ダメよ)。
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伊豆高原駅に戻りました。ロイヤルエクスプレスごしの車両接続はレアらしい。
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電車音痴なのでよくわかんないけど次は伊豆急リゾート21で伊豆稲取駅へ〜。
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この車両、座席の一部が海(東側)に向いているのよ。
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ほらね、すごーい。
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伊豆稲取駅着。ここからようやくメーンエベントの御朱印さんぽが始まります。
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一山めは"かやの寺”で知られる済広寺。伊豆のパワースポット?
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樹齢750年で県の天然記念物にも指定されているかやの木にご利益があるのだとか。
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ふーん。
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ところで境内にはこのようにおもしろポーズの羅漢(像)がたくさんいます。
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なぜかミャンマー(ビルマ)のパゴダ的な区画も。
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宝物殿にはビルマ独立に貢献した稲取在住の日本人から譲り受けた国宝の釈迦如来像と、
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映画でもおなじみのビルマの竪琴が鎮座。
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その縁あって境内には世界一のビルマの佛鐘があるんだって。
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他には徳川家康が羽織ったとされる陣羽織なども展示。マジですか住職!
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本堂に戻って、長谷川和尚版『大霊界〜死んだらどうなる』(通常120分)が開演。
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本堂の下手から上手に移動しながら、軽妙なトークで死後の世界を解説してくださいます。
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それはさておき、和尚。いつのまにかカウンターの中にいらっしゃいますね。
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2時間の説教と金色の後光をまとったお姿を前に、人としてなにか買わざるをえない…。
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じゃあこの、かやの実が入ったお守りください(実際はいただきました)。
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さらに本堂の階下には「不動消災の道」なるアトラクションも。
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暗闇の中を手探りで歩く胎内巡り的なやつ。光かと思ったら換気扇。
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こっちだった。女の子と行くとお近づきになれるかもしれない。
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その他、占いマニ車などエンタメ性には事欠かない済広寺でした。これはこれでアリ。
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そうそう御朱印だ。老婆心ながら自分でパワースポットって言わない方がいいと思うな。
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済広寺を後にし、稲取ぶらぶら歩き。
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二山めは“へび寺”として人気急上昇中という清光院。壁画がすでに蛇。
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境内の蛇石に触れると宝くじが当たる!と全国から宝くじファンが訪れる寺なのです。
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眉唾だけど、ちょっと触っとくかあ。
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それより面白いのがファンキーな住職。蛇石の由来とご利益をタメ口混じりでご解説。
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「前々から邪魔だから捨てようと思ってたんすよー」との蛇石はこのへんから出土。
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最近では、白蛇(その名も大吉くん)を飼って参拝者が触れられるようにしています。
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本堂には稲取発祥という説もあるつるし雛が。
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でっかいリンと木魚で、レゲエやジャズとのセッションも。いいと思います。
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裏手にはオーシャンビューの墓地が絶賛分譲中。
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RX10M4の600mmズームで伊豆大島もこんな近くに。
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そうだった、御朱印だった。ちなみに各山とも金色はすすき祭り時期限定だそう。
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では駅に戻ります。長崎ばりの狭い坂道。軽自動車でギリ。
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よくある玉子の自販機はっけーん。
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かと思いきや玉子焼きまで売ってらっしゃる。
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つまみ用に買いましたが道中食べ損ねました(帰宅後食べたけど普通においしかった)。
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その他街角スナップ。
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つらい。
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伊豆稲取駅からは高校生と一緒に在来線で移動。
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終点・伊豆下田駅に到着しました。なんだか蕎麦屋みたいな駅だなあ。
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なるほど関所をイメージしてたわけね。
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駅前は南国調。
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蛇石に触ったメンバーは、ぼく以外みな当日最終日の宝くじをこぞって購入。
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愚か者の税金という話があってだな…と思いつつ三山めの宝福寺に着。
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看護婦を必要としたアメリカ総領事ハリスに奉公した唐人お吉のお墓があります。
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当時、看護婦という概念がなかったため妾として派遣。以降激しい差別の中で没。

まるで救いのない話なのでお墓の近くにいた猫ちゃんで癒やされてください。
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もうひとつ、宝福寺がガチなのは坂本龍馬という一大コンテンツを所有してるところ。
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この間で、勝海舟が土佐藩主・山内容堂に龍馬脱藩の罪を放免してもらったんだとか。
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下戸で甘党の勝海舟が無理して酌み交わしたという盃。
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以上で本日の行程はおしまい。ホテル伊豆急にチェックのイン!
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すでに真っ暗でしたが、昼間はこんな感じ。
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プール付きでオーシャン&サンライズビューという素敵立地。起きられなかったけど。
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今宵はキンメの煮付け、伊勢海老たれ山椒焼きはじめとした贅沢コース。
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お造りはマグロ、ビンチョウ、タイ、エビ…。
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そしてハカイダーのようなアワビの踊り焼き。ダンシングソテー。
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個人的に美味しかったのは西伊豆産黒米うどんの和風サラダ仕立て。
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あと、海苔が浮かんだ茶碗蒸しも香り豊か。
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アシタバらしき天ぷらも伊豆らしくて良かった。
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ホテル敷地内で湧出する弱アルカリ硫酸塩泉(と単純泉)にドボンだぜ。
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滅多褒めないので信じて欲しいんですがシャンプー類が良かった。ロクシタンみたい。
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お風呂を出たら居酒屋があるんですよ。仕事柄、ラーメンを試さざるを得ないうまい。
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新夏蜜柑酒「うめえら!」にやられ、記憶が飛んで翌朝。
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朝食ビュッフェはワカメのしゃぶしゃぶと、スープカレーが特によろしかった。

というわけで、電車の時間があるので予定パツパツの1日目が終了しました。実はこれでもこぼれたネタがありまして、それは2日目に組み込みます。

印象深かったのはやはり、良い意味でなまぐさいスメル漂う和尚たちのキャラでしょうか。人口減少時代におちいったニッポンでは、しばらく葬儀ラッシュが続くとしても、いずれ檀家さんがいなくなるのは火を見るより明らかでして、神社仏閣とてあの手この手でビジネスするのは当然だと思うのです。

そして、そこで稼いだお金を珍妙な骨董品や美術品に使うのではなくてですね、例えば現代美術やメディアアートなど新しいものに投じることで、お寺の新たな名物として、また地域全体の集客の目玉として機能、循環してゆくのではないかと思った次第です。

もちろん、レンタサイクルも楽しい。自転車を買ってもすぐにパンクさせたり、錆びさせたりするので、もう買わない!と心に決めて早数年が経ちますが、電動アシスト付きなら買ってもいいかなと思いました。その前に東京では中国発のシェアサイクルが本格的に普及してしまいそうですが。なお、伊豆ぽたのレンタル料金はクロスバイクで1日2500円、ミニサイクルで1日2000円。3人以上ならレンタカーが借りられそうな値段ではありますが、一人旅だったり、免許証がなかったりする旅行者には魅力的な移動方法ではないでしょうか。

つづく

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